第1-3話 文章の書き方、文体を意図的に壊してみた!

 最近、文章の書き方、文体を意図的に壊すことにしています。

 これはトライアウトを目指す競技者のようなもので、自分への挑戦を意味しています。


 むかし、なにか小説の指南本で、難しい言葉の乱用は極力控えるように、そんな言葉を目にしてから、忠実に今までその言葉を守ってきたように思いますが、ここ最近、読者から語彙が少ない、表現方法が陳腐だ。


 様々なご指摘をいただくようになり、ならばということで、意図的に既存の文体、表現方法をことごとく壊してみることにしました。今は、既存の文体とは少し異なる形で文章をお届けしています。


 たしかに、わかりやすい簡単な言葉、平易な言葉ばかりを羅列する弊害もあるかもしれません。小学生の文章みたいだと非難される機会が増え、これはいかんな、というのが正直な感想です。


 最近は、言葉のカモフラージュというか、難解な言葉を多用して、理論武装しているようなフシがあり、単純な言い回しを故意に、レトリック調の文章に見せかけています。


 普段、使い慣れない言葉なので、時に誤爆、使い方の間違った語彙ありと、少々乱暴な印象を受けますが、その甲斐あってか苦情は劇的に減ったようにも思います。

 

 時々、2ちゃんねらーが善意の忠告か悪意の指摘か不明ですが、言葉の使い間違い、乱用を指摘してくれて、そのたびに、なんとなく雰囲気で使ってしまった言葉を恥じています。


 兎にも角にも、エニウェイ・アイ・アム…。やっぱり色々な文章を読まないと語彙は増えないような気がしますし、多くの言葉を使いこなしていかないと、言葉の誤爆は防げないような気がします。


 私は失敗から色々なモノを学ぶ非効率なタイプの人間なので、成功や成就したモノからは何も学べない愚か者だと思います。

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