とりかへばや物語

作者 水谷 悠歩

35

12人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

「とりかえばや物語」はもともと好きな物語で、この時代の読み物も昔からよく読んだのですが、最近は現代物ばかりになっていたところ、こちらにたどり着きました。
平安時代の空気が行間にあらわれ、久しぶり堪能させていただきました、ありがとうございます。

★★★ Excellent!!!

私が「とりかえばや物語」に出会ったのは12の時、田辺聖子さんが現代語訳を担当されたもので、当時の私に凄まじい衝撃と影響をもたらした古典文学でした。
当時、私は「源氏物語」に挑戦したものの、難しい上に、登場人物たちに全く共感できず、読むのを止めてしまい、他のにしようと、適当に手に取って「とりかえばや物語」を読んだのですが、読んだ瞬間、余りにも、内容が解りやすく、主人公の二人は勿論、魅力的なキャラクター達が織り成す人間関係の複雑さやもどかしさなど、読んでいても飽きない上、心に響きすぎるくらい内容が素晴らしくて、魅力的すぎて、どんどん物語にのめり込んでいき、読み終えた後、このお話は、実は平安時代の人ではなくタイムスリップした未来人によって書かれたのではないかと、混乱したのを覚えています。
私にとっては、授業で絶対教わりたい程、古典文学の最高傑作だと思っている「とりかえばや物語」・・・それがまさか、カクヨムで読めるなんて!!!!!!!!(感涙)
「とりかえばや物語」に限らず古典文学は現代語訳を担当する方によって同じお話でも色合いが全く異なり、違う魅力を楽しめる。そこが現代語訳の魅力的なところだと思います。
ですから、「とりかえばや物語」を過去に読んだことがある方にもおススメです。


★★ Very Good!!

定番ものである男女の入れ替わり。「こんなに昔からあったの?」と思う反面、やはり興味深いテーマだったということですね。ひょっとしたら、当時から「ベタだけど……」なんて言われていたかも(笑)

時代を遡ることでベタなお話がとても興味深く感じられます。
今後の展開に期待して★★です。

★★★ Excellent!!!

古文が苦手な方、古文を毛嫌いしている方にオススメです。

双子の男女が入れ替わるという設定が1000年も前の平安時代にすでにあったというのが驚きです。その設定は1000年経った今でも色褪せていません。
平成の現代に読んでもハラハラドキドキする展開の物語です。
氷室冴子さんの『ざ・ちぇんじ』は大好きでした。あれで古文が好きになりました。

『ざ・ちぇんじ』の結末は知っていますが、また新たな物語を読む感覚で楽しめそうです。期待しています。

★★★ Excellent!!!

 『とりかえばや物語』は男女の双子の入れ替わりをテーマとした平安時代の物語。
 こんな物語が今から1000年ほど前の日本で書かれていたことに驚かされます。
 同じ古典でも『源氏物語』などよりは一段低くみなされてきた物語ですが、ジェンダーの問題など意外に現代的な要素もはらんでいる話です。
 まだこのレビューが書かれている段階では1話目ですが、今後の展開が楽しみです。