慎重になり過ぎて起こった事件かな? と最初は思ったのですが、夢中になり過ぎて大切なことを失ってしまったとも言える気がします。
それに、その陰には情報不足という要因も隠れているし、パニックになることの恐ろしさも描かれている気がします。
総文字数2,178文字。なのにすごい噛み応え!
噛めば噛むほど新しい味がする作品です。
【 PURINさんの童話シリーズ1~5共通の感想 】
『落っこちた木の実』以外は少し恐い描写が含まれるので、子供向けというよりは大人のための童話と言えると思います。
どの作品も考えさせられる寓意を含んでいます。
どうせなら1~5すべて読んでみることをお勧めします。