魂を運ぶ鯨。悲しみに満ちた親子の約束。

夜空を泳ぐ鯨。
これが何と言っても素晴らしい幻想を描いています。

突然やって来た親子の別れは、確かに悲し過ぎるものでした。
しかし、最後まで読むと不思議と心が安らぎ、決して悲しいだけの物語ではないという事がわかりました。

魂をお迎えする鯨。
出会うには少し複雑な気持ちになりますが、一度は目にしてみたいです。

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