ゲームのシステム - 画面の色調変更

 ゲーム中に、ゲーム画面の色調が変わることがあります。今回はゲーム画面の色調について考えます。




 色調変更は、大きく分類すると以下があるでしょうか。

・次の色調変更イベントまで、ずっとその色調になる

・瞬間だけ変わる。フラッシュと言われることが多い

・フラッシュが連続して続く。点滅、明滅処理



 次の色調変更イベントまでその色調になるのは、夜や暗い場所、精神世界などの演出で使われるでしょうか。

 明るい表現には、太陽光っぽい画像を表示して再現する作品もあります。

 時間の経過で色調が変わる場合は、待つだけなどで色調が変わることもあるでしょうか。



 フラッシュや点滅は、多用されると目の負担になります。特に点滅は負担が強そうです。

 最近はテレビで『カメラのフラッシュにお気をつけください』というようなテロップが出るようになりました。ゲームでも配慮は大切です。

 戦闘が多いゲームで戦闘開始時にフラッシュ処理があると、知らず知らずのうちに疲労がたまってしまいます。

 クリティカルヒット時にフラッシュ処理などでも、頻度によっては目の負担になってしまうでしょう。

 使用用途を意識して、使いすぎないようにしたほうがいいのかもしれません。

 フラッシュや点滅処理を消せる設定ができたら、親切になるでしょうか。



 ゲーム画面全体の色調が大きく変わると、画面が暗すぎて操作がしにくくなるなどの事態が発生することがあります。

 自分はディスプレイを暗めに設定しているので、紹介されているゲーム画面のスクリーンショットが黒一色にしか見えないことがあります。これだけでプレイ意欲がそげてしまいます。

 プレイ中の作品でも、演出で暗くなって視認が困難になることがあります。その場合はいちいちディスプレイの明度を調整しないといけないので、手間になります。

 ゲーム画面の明度を設定で変えられるようにしたら、手間を少しは薄くできるかもしれません。



 画面の暗さの演出には、色調の変更ではなくプレイヤーの周囲のみを視認可能にする視野制限が使われることがあります。

 プレイヤーの周囲以外は黒くなって完全に見えなくなる作品と、敵シンボルや落ちたアイテムなどのみが視認できなくなる作品があります。

 たいまつなどのアイテムの使用や所持、装備、技能の保有や使用などで視野が広くなったりすることもあるでしょう。視野がせまくなる状態異常などもあるかもしれません。



 ゲーム画面だけではなく、一部のグラフィックのみ色調変更が適用されることもあります。不透明度の薄さが変わる点滅処理などもあるでしょうか。




 色調とは異なりますが、画面全体を揺らす処理もあります。

 『キャラクター操作中も常時揺れる演出の作品を遊んでいたら酔った』という話を聞きました。

 地震や洞窟が崩れるなどのシーンだったとしても、常時揺らすような処理はさけたほうがいいのかもしれません。

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