ゲームのシステム - 各能力

 ゲームには主人公や仲間の能力が存在する作品もあります。今回は能力のあれこれについて考えます。




 能力値の名称についてはゲームジャンルによって異なるでしょう。

 戦闘があるゲームならHPや力などが多いでしょうか。

 経営の場合はブランド力や知名度、集客力などになるかもしれません。



 能力値は上限値、下限値を設定されていることもあるでしょう。

 上限値が100、現在値が90だった場合、20上昇しても10は切り捨てられて現在値は100のままです。切り捨てられた10は無意味になってしまいます。


 上限値、下限値は全キャラクターで同じの場合も、異なる場合もあります。職業や兵種がある場合は、職種ごとに異なる上限が設定されている場合もあります。


 物語を進めることで能力値の上限が向上する、レベルキャップのようなシステムの作品もあるかもしれません。



 A、B、Cのようにランクで表示されて、具体的な数値はオープンにされない作品もあるでしょう。

 ゲージだけの表示の作品もあるでしょう。



 数値が高いほうが優れているのか、低いほうが優れているのかは能力値によって異なるでしょう。

 ストレスや疲労の場合は、低いほうが良好な状態として扱われることが多いでしょうか。



 各能力値の上限、下限を表示する作品もあります。

 説明書に表記する、『0/100(現在値/最大値)』のように表示する、最大値or最小値になると文字色を変更する、ゲージを表示するなどが一般的でしょうか。


 個人的には能力値の上限、下限は常時確認できるようにしてほしいです。

 能力値の恒久上昇アイテムを入手しても、どれくらいでカウンターストップになるのかわからないとケチってしまいます。終盤までこやしになるパターンにおちいります。



 各能力値の成長率は、キャラクターごとに異なることが一般的でしょうか。

 職業や兵種によって成長率が異なることもあるでしょう。


 初期成長率は全キャラクター同じものの、行動で変わっていくシステムもあるでしょう。

 たとえば、素早さが高い敵と戦うと素早さの成長率が高くなるなどです。


 キャラクターの成長をプレイヤーが自由に決められる、パラメータ振り分けシステムが採用された作品もあります。

 振り分けたポイントは修正できない、アイテムなどを使ったらリセットできる、ノーリスクで何回でも振り直せるなどのシステムがあります。

 能力をあげるために必要なポイントは最初は1だけど、高くなるごとに2ポイント、3ポイントと、必要になるポイントが多くなることが一般的でしょうか。



 各能力の効果の説明は、極力つけてほしいです。

 戦いがある作品の『力』という能力なら、ゲームに親しんだプレイヤーなら感覚でわかることもあるでしょう。一風変わった能力だと、一見どんな効果があるのかわかりません。

 作品中で1回だけしか見られない説明イベントでのみ確認できるようなシステムはさけてほしいです。あとあと改めて確認したくなった場合に困ります。

 作品中で何回でも確認できるように本棚に説明イベントを作る、説明書に記述するなどの配慮がほしいです。



 能力はキャラクターだけの設定とは限りません。

 拠点の清潔度、耐久度、残りの食料などにも設定されることはあるでしょう。




 能力を多くしすぎると、プレイヤーの混乱を作るだけになってしまいそうです。

 オリジナリティを出したくてこった名称にしても、どんな影響があるのかがわかりにくくなります。

 ゲームに大きく関係する能力でしょうから、しっかりと考えて設定したいものです。

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