ハイファンタジー世界を作る『郵便編』
ハイファンタジー世界を作るの郵便編です。
今までの文章は https://kakuyomu.jp/works/1177354054881740016 からご確認ください。
どのような世界でも、遠くにいる人に情報を伝えたい、ものを届けたいということはあるでしょう。そのような瞬間、ハイファンタジー世界ならどうするでしょうか?
転移魔法が一般人まで浸透していたら、転移魔法で手紙やものを直接送れます。郵便制度というものがそもそも存在しないかもしれません。
テレパシーのような技術があるのなら、手紙を送る文化は衰退しているかもしれません。
転移魔法が高級で一般人には手が出しにくかったり、転移距離に限度がある場合は、郵便制度が残っているかもしれません。
郵便を預かったり届ける施設は、以下のどれかを使います。
・郵便屋
・ギルド
・自警団
街Aにある郵便施設から街Bにある郵便施設に運んで、各家庭に運ぶイメージです。
街から街に運ぶ場合、陸路と空路、魔法が考えられます。
まずは陸路から考えます。
徒歩、馬車などの乗り物を使うことが考えられます。
荷物も運ぶことを考えると、徒歩の場合は力や体力がある人がやることになるのでしょうか。荷車などを使うにしても、かなりの体力が必要になりそうです。
移動手段に関係なく、荷物を狙われる可能性はありそうです。自衛手段がある強い人が任命されそうです。冒険者などに護衛を頼む例もあるかもしれません。冒険者に配送を委託する例もあるかもしれません。
飛竜などの飛行する生物が制御できる場合、空路で郵便を配送する文化があるかもしれません。
生物に人間が騎乗して制御する。生物単体でも目的地に行くように調教する。2種の可能性が考えられるでしょうか。
陸路よりも、盗賊などに狙われる可能性は低くなるのでしょうか。弓や魔法などの対策をしっかりしたら、安全な配送が可能になるかもしれません。
最後は魔法での移動です。
移動魔法がある場合は、郵便物を持って目的の街に転移するだけです。
魔法にコストがかかるなら、一定以上の郵便物がたまらないと配送されないなどの事情ができるのでしょうか。
盗賊などに狙われる可能性は低くできるでしょうか。
各郵便施設に届いた荷物は、各家庭に配送されます。これは新人が担当します。
新人に任せることによって地域住民との交流が生まれる、顔を覚えられて知名度を作れる、困りごとなどの情報を得て仕事につなげられるなどのメリットが望めます。
守るべき住民の顔や名前を覚えることで、ギルドや自警団員の意欲も刺激できます。
各家庭にポストがあるのか。人に直接渡すのか。手紙なら、扉の隙間などにすべらせるのか。各郵便施設に直接とりに来てもらうのか。正確な住所はあるのか。同じ名前の人に誤って届けないようなシステムはあるのか。荷物を紛失した際の保証はあるのか。届ける相手が見つからなかった場合はどうするのか。郵便料金はどこでどれくらい徴収するのか。
各事情を細かく考えてもいいかもしれません。
輸入、輸出なども郵便制度と同じカテゴリになりそうです。
手紙や荷物がメインとなる郵便と違って、危険なものや腐りやすいものを運ぶこともあるでしょう。
運ぶものの対象によって適した運搬を考えたら、よりいい世界を作れるかもしれません。
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