ゲームのシステム - 所持個数

 多くのゲーム作品では、無限にアイテムを持てるわけではありません。持てる限界数が存在します。今回は所持数の上限について考えます。




 所持数の上限は、以下が多いのでしょうか。

 1 全アイテムで所持数が同一

 2 アイテムごとに所持数が異なる

 3 キャラクターごとに個別にアイテムを持たせる

 それぞれの長短も考えます。



 1は、開発側もプレイヤー側も管理が簡単になります。よく見かけるシステムになるのでしょうか。

 全アイテムのカウンターストップを狙うような、コレクター精神が高い人には厳しいのかもしれません。



 2はプレイヤー側が少し大変になりそうなシステムです。

 所持数が最大値の状態でそのアイテムを入手したら、捨てることになってしまいます。最大値にならないように、こまめに売らないとムダになってしまいます。

 売却システムがない場合、積極的にアイテムを使わせられるようになるのでしょうか。


 最大所持個数がわかりやすく表示されていないと、いつの間にかカウンターストップしていたなんてことになりかねません。最大所持個数の設定があることにすら気づかれないかもしれません。

 『現在の所持個数/最大所持個数』というような表示にしたら視認しやすいでしょうか。

 各アイテムの説明欄に最大所持個数を表示されると、いちいち各アイテムごとに確認しないといけないので手間になります。


 最大所持個数ではなく、スタックという名称を使われることもあるでしょうか。



 3の場合も最大所持個数は設定されていることはあります。

 1人X種類しか持てないなどの制約がある場合もあるでしょうか。

 装備中の武器や防具も所持数にカウントされることがあります。

 戦闘中のアイテムコマンドでは、そのキャラクターが所持中のものしか使えません。全キャラクターにまんべんなくアイテムを持たせるなどの配慮が必要になります。

 どのキャラクターにどのアイテムを持たせたか捜索することになる事態も発生しそうです。




 アイテムごとに重量やカサが設定されていて、規定値以上は所持できない設定の作品もあります。

 指定値以上所持しようとしたら破棄することになる、能力がさがるなどのデメリットが起こります。




 複数のパーティーを扱う場合、パーティーごとにアイテムを持たせることになることもあるでしょうか。




 アイテム画像をマスに配置するタイプの所持方法もあります。

 小さいアイテムは1マスの消費で済みますが、大きいアイテムは複数のマスが必要になる仕様です。

 たとえば、木の棒などの長さがあるものは縦3マスを消費するなどです。

 アイテムを重なって配置することはできないので、ムダなスペースが出ないように配置する、パズルのような考えが必要となります。




 それぞれの特色を生かせるシステムは作品によって違いそうです。

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