キャラチップ

主にRPGを作る際に必要な画像に、キャラチップというものがあります。

↑↓←→を押すと、その方向にプレイヤーキャラクターが移動します。それの画像です。

ゲーム登場キャラの歩行画像です。歩行グラフィック(ホコグラ)と言われたりもします。

通常(突っ立ち)、右足が前に、左足が前にの3パターンアニメが主流そうです。頭身が高くなる場合はアニメパターンが5などになる場合もあるようです。

歩行だけではなく、待機中のアニメパターンが別に用意されているものもあります。歩きと走りで別のアニメになるほうが、一般的には多いでしょうか? 鳥などの飛行する生き物は、飛行アニメと陸上にいる画像が別に準備されていることもあります。


このキャラチップは、主人公キャラだけではなく、町の住人なども作らないといけません。案外、手間がかかります。


町の住人は主役を食わないように、いかにもなモブ感を出さないといけません。

住人らしい地味さだけの配慮だけでは足りません。城下町の住人なら豪華な服、農村の住人なら質素にするなど、街にあった外見にしないといけません。そのほうが住んでいる感を出せます。

洗濯物を干す、鉄の鍛錬をする、まきを割るなどの日常演技もあったら、見栄えがします。小さいアニメをさせるだけで画面が映えます。

ほかにも椅子に座る、座って本を読む、うとうとするなどの差分も作ったら、さらにバリエーションが増します。


考えるとキリがないキャラチップ。

上記にも書いたようにキャラチップ、歩行グラフィック(ホコグラ)、キャラセットの主に3種の呼び方があるようです。

その違いは自分もよく知りません。『キャラセットはツクールシリーズから生まれた単語なのでは』と勝手に推測しています。

RPGツクール2000でCharSetという単語が使われています。ツクール2000のキャラチップの素材規格は、1枚の画像に8キャラ分の歩行グラフィックをまとめるという規格だったらしいです。『歩行グラフィックの8キャラセット』という意味でキャラセットとつけて、ツクールXPでは1枚の画像に1キャラという規格になりましたが、なじみやすいようにキャラセットという単語を使い続けているのではと考えています。

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