ハイファンタジー世界を作る『季節、天気編』
今回はハイファンタジー世界の季節、天気について考えます。
今までの文章は https://kakuyomu.jp/works/1177354054881740016 からご確認ください。
まずは季節を考えます。
季節を考えるのは、執筆の際にも役に立ちそうです。暑いといってもじめじめした暑さ、からっとした暑さ、風がある暑さなどで感じる印象が異なります。作品にリアリティが出せそうです。
季節は大きくわけて2種類あるかと思います。
四季、あるいはそれに近い変化がある。
常夏などの、基本的に1年中同じ気温。
後者は雪国や砂漠などで使いそうな設定です。今回は深くは考えません。前者の四季がある場合を考えます。
四季がある場合も、気温の差が激しいのかゆるやかなのかによって生活は変わりそうです。
厳しい暑さに襲われる場合、家屋なども対応したつくりになるかもしれません。冷蔵施設が強いかもしれません。
雪がつもる可能性が高い場合、家屋などが積雪に対応したつくりになるでしょう。
季節によっては船が出せなくなる、空路がある場合は空路が使えなくなるなどの弊害もあるかもしれません。移動に馬などを使う場合、特別な対応が必要になるかもしれません。
各季節の気温や生活、服を設定したら、細かい描写ができるようになりそうです。
次は天気を考えます。
晴れ、雨、曇り、風、台風、ひょうなど様々な天気があります。
曇りばかりでほとんど晴れない、厳しい台風があるなど、国によって天気事情は様々です。
台風が強いなら家屋の窓は強固なつくりになるかもしれません。砂嵐が強いなら窓が小さくなるかもしれません。
設定によってはシナリオにも使えそうです。曇りばかりの国なのに晴れになって、主人公の気持ちを後押しする。ほとんど雨がふらないのに突然ふって、主人公の絶望感を強めるなどが王道でしょうか。
日本では雨の日に傘をさす人が多いように、それぞれの天気の際にどんな装備をするのかも考えるといいかもしれません。
細かいところですが、しっかり設定して描写したらリアリティを出せるかもしれません。
設定にこだわりすぎない程度に考えるのもいいかもしれません。
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