★★★ Excellent!!! ひきつれた傷がえぐられる 佐伯 真魚 読んでいると自分の中の痛くて、苦しくて見ないようにしている傷がえぐられる。とっくに諦めた何かが肩をたたく。又吉直樹氏が芥川賞をとった時 「一行一行にとてもコストがかかっている」という評価があったそうだ。この話も、いまだに亡霊のように街角に佇んでいる作者の前職。今、とてもコストがかかった一行としてここに甦っている。 レビューいいね! 0 2017年7月26日 05:02
★★★ Excellent!!! 個性あふれる同期たちは今? 枕崎 純之助 ロックな文体で描かれる痛く鋭い青春の懺悔録。 後藤さんを取り巻く人物たちが濃い! 同期の家で繰り広げられる邪教の祭……じゃなくて飲み会は必見です! 俺が最初に一人暮らししたアパートもガスコンロじゃなくて電熱器だったなぁ。 使いにくいのよアレ(笑) 声優学校の同期たちは今、何をしてるんでしょうね。 レビューいいね! 0 2016年9月29日 21:39