第1話#0続き

「泣くくらいなら友達つくればいいじゃない、お·に·い·ちゃ·ん」

ドア越しから声が聞こえた、この声は?まさか!

ドアを開けるとそこには俺の会いたかった人、妹の静香だった。

「そもそも泣く必要あった?私がここに来て嬉しすぎて泣いてたとか?(笑)」

「いや、それはないな」

実際は死にそうなくらい嬉しいけど、今は黙っていよう。

「それより何でここに来たんだ?静香。」

「う~ん、それを話すより学校は大丈夫なの?」

それを聞いた瞬間、反射的に時計を見た、

まずい、遅刻確定だ。

「とりあえず学校行くから、部屋使っていいからな。あと腹減ったら冷蔵庫からなんか食っていいぞ、それじゃ!!」

俺は慌てて家を出た。

妹が気になるが今はとりあえず学校だ。


そうして義樹はいつもと違う生活を送るのだった。

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秘密ばかりの俺の生活 @tyanotu

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