秘密ばかりの俺の生活
@tyanotu
第1話 #0
·····ッピ··ピピピピッ、ピピピピッ、ピッ、カチ
いつも通り目覚ましで起きた。
「今日、何曜日だっけ?」
俺はカレンダーを見た。そこには月曜日と言う文字が目に入った。
「やべっ、今日月曜日じゃねーか!!」
俺は親元を離れて1年経つがどうも朝が弱い、いつもなら妹の静香が起こしにきていた。
そういえば最近どうしているのだろう?
そう思いつつ学校に行く準備をした
俺は泉 義樹(いずみ よしき)
何処にでもいるただの高校生だ。高校生になって一人暮らしをすることになった。一人は悲しいものだ、ただただ今を生きているだけなんだから。
実家には学校やバイトがあるからなかなか帰れない
(妹に会いたいなー)
(母は会いたく·····いやいや会いたい会いたい···やっぱり会いたくない)
といつも思っている俺だった
父親は俺が中学生のときに他界した、その時は悲しかったが、しだいに悲しみは消えていった。
でも今は何にも楽しくない、逆に考えれば辛くない、と自分に言い聞かせていた。
そして今日も何もない高校生生活を送ろうとして···
{ピンポーン}
今から家を出ようとしていた俺は驚いた、
だって俺、友達少ないんだもの(笑)
自分で自分を傷つけた
「友達できないのはつらいんだよ~~」
涙目になっていた、
「泣くくらいなら友達つくればいいじゃん、お·に·い·ちゃ·ん」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます