カクヨムの新たな取り組みについてについて その2

 

 遅ればせながら、令和あけましておめでとうございます。

 ありがとう平成。

 新しい時代が、皆さまにとって最良の時代になりますように……

 

 今回は、令和初更新記念! 増ページでお届けいたします。 ……ってただ調子に乗って書いたら文字数が増えただけですが(余計なことは言わんでよろしい)。


 カクヨムの新たな取り組みについてについてを続けます。


 2.「読者がお金を払う」


 様々な方法で読者から作者に直接お金を払ってもらう仕組み、について具体的にどうゆう形になるか、運営様からのアナウンスはまだ先のことになりそうですか。


 考えられるのは……この作品で最初に提案したような投げ銭式とか、作者さんが電子書籍の販売を簡単にできるようにする、とかでしょうか。あと、結城藍人ケイドウエイさんの書籍化の費用を読者から直接募るクラウドファンディングの提案も、注目を集めたようです。


 https://kakuyomu.jp/works/1177354054889091353



 自分もあまり大きなお金は出せないけれど、ハード、もしくはソフトカバー四六版の単行本(1000円~1500円(本体価格))+ 送料ぐらいの金額で、好きな作品を紙の本にして持てるなら、ぜひ参加してみたい! と思います。


 あと、考えられるのは……もしかしてこうゆうの?


 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 かぽ~~~~~~~ん


 思わず、「おお…」っと声がでる。


 扉の向こうは、海の景色が一望できる温泉露天風呂だった。総檜づくりの浴槽は、無色透明なお湯で満たされている。泉質は、ナトリュウム・カルシウム塩化物質泉。効能は、切り傷・末梢神経循環障害・冷え性など。当然、源泉掛け流しだ。


 「は~~~」


 オレは掛け湯もそこそこに、湯船に浸かった。

 手足を思い切り伸ばす。

 海からの風が、超きもちいい。

 湯の温度は、40度ぐらい。熱すぎず、ぬるすぎず。


 「ゆうべは、結局眠れなかったもんな……」


 まったく、とんだ修学旅行もあったもんだ。


 と。


 からからと、扉が開く音がした。

 ……やれやれ、貸し切りは終わりか。


「おはようございます。早いですね」


「あ、おはようご……」


「「え」」


 オレの心臓が跳ね上がった。跳ね上がった心臓が目に見えていたなら、地球を飛び出していたかもしれない。


「ど、土橋どばしくん!?」


水谷みずたに!?」


 水谷綾乃みずたにあやのは、「きゃあ」と小さな悲鳴を上げて、肩を抱き、身体をかがめた。


「ごごごごめん! 見てない!! 見てないから!!」


 オレは慌てて視線を逸らした。胸の動悸が止まらない。


 ほっそりとした肢体に、すらりと伸びた手足。飽くまでも白い肌は、きれいむいたゆで卵みたいになめらかで、手にした今治いまばり産のタオルは高品質でも、フェイスタオルのサイズでは隠しきれなかった。


「ど、ど、ど、どうして、土橋くん!?」


 メガネをかけていないせいか、いつもとずいぶん印象が違って見える。


「それは、こっちのセリフだよ! なんで水谷が? ここは男湯だぞ!?」


「だって、ここの入口ののれんに女湯って……」


「オレが入ったときは、のれんなんて……」


 オレは、はっとした。そういえば、風呂は男女入れ替え制だって言っていた。まさか、ここの従業員さん、オレが入っているのに気がつかなくて……?

 どのみちこのままではまずい。とにかくまずい。こんなところを誰かに見られでもしたら……


「ねー、お風呂すいているみたいー」

「ホントー?」


 がやがやと数人の女の子の声。


「ここ、海の景色がすっごいきれいなんだってー」


 それは、幼馴染の日野原ひのはらあかりの声だった。

 オレの人生に、エンドロールが流れた。


 オワタ


「待って、土橋くん。私に考えがある……!」



『ありえねえ! オレガチハーレム!? 学園ラブコメ生活』(灰色山穏/著)※1

                   『修学旅行編 お約束温泉回の巻』より


 *****


 目の前に空白が広がった。


 おい待て! この続きは!? 水谷は!!


 表示が切り替わる。画面に文字が現れた。


【おっと、ここから先は無料タダじゃいけねえなあ~】


「くそっ、いいところで……!」


【クレジット、スマホ払いもOKだ。コンビニで買える電子マネー、WebMoney、NETCASHも使えるぜ?】


「コンビニ直行だ!!」


                                                                      劇終


 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 てな感じになるんでしょうか?


 ……とまあ、これは冗談ですが。


 好みに合うかどうかわからない、知らない作家さんの知らない作品にいきなりお金を払うのに抵抗のある読者さんもおられるでしょうし、初回の何ページか……もしくは1巻お試し無料で、気に入ったら続きを買う……とかはありでないかと。


「カクヨムの新たな取り組みについてについて」は、次回更新に続きます。




 ※1 略称は『ありガチ!』。もちろん実在しません。



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