ISBNのおはなし その2。

 その1。から続いています。


 もしも手元に紙の本があるなら、ひっくり返して裏表紙を見ていだだけると嬉しいのですが、それが商業出版された流通本ならたいてい2段のバーコードとISBNから始まる13桁の数字とCから始まる4桁の数字・本体価格などが印刷されていると思います。


 ISBNとは、インターナショナル・スタンダード・ブックナンバー(International Standard Book Number)国際標準図書番号の略。図書および資料に適用され、国際的共通性を持つ固有の番号。


 たいていISBN978-4-XXXXXXXXXとかなっていると思いますが、「978」は、「書籍・資料」の意味で、「4」は日本の国別記号。あと、出版社記号・書名記号・チェックの数字の合計13桁で構成されます。


 ちなみに、それに続くCから始まる番号は、日本独自の書籍の分類と本体価格の情報などが入ったCコード。


 2段のバーコードは、書籍JANコードと言いまして、この数字をバーコードで表現したものです。リアル新刊書店では、これを使って取次さんに本の注文をしたり、在庫や売上を管理したりするのに使います。


 つまり、何が言いたいのかといいますと、本のタイトルがわからなくても、中身のページが破られていても(それが何の本にせよ紙の本を破ったり汚したりしてはいけないと心から思うけど)ISBNがわかるなら、それが何の本か調べることはできたと思うんですよ。



 だから、ずっと思っていました。



「……なんで、本屋で聞かん!?」


 昔の本だといっても、せいぜい10年ぐらい前。その本を持って、近くのリアル新刊書店に行って聞いてみれば、ISBNで検索して、その本が今も普通に本屋で買えるものかどうかわかるし、現在も取り寄せ可能なら、破られたページに何が書いてあったのかもわかるのに……とか。


 ……いや、取次さんと取引のない版元さんの本とか、版元さんが潰れてしまったとか、絶版とかで本を取り寄せることができない場合もあるし、ISBNの検索でも100%確実にわかるわけでもないし、自費出版の本の可能性もあるし……いやいや、そもそも売る気のない自費出版の本なら、ISBNはともかく書籍JANコードは必要ないはずだし……とか。


 色々余計なことが気になってしまいました。



 ああ、ようやく言えてすっきり。



 それはさておき。


 このISBN。使い方を知っていれば、とても便利です。


 例えばリアル新刊書店で本の取り寄せをしたいとき。出版社・タイトル・著者名等をメモして持っていかれるかたも多いと思いますが、実はこのISBNだけでも大丈夫。


 タイトルや著者名で検索すると、似た名前の候補が色々出てきて迷うこともありますが、ISBNで検索すると1発で正解がわかるので、本屋さんも助かります。


 自分がこのエッセイで本を紹介したとき、いつもISBNも併記しているのは、そのような理由です。


 あと、ついでにいうと、リアル新刊書店に行かなくてもア〇ゾンさんとか、こことか↓


 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Search


 オンライン書店で書名や著者名からISBNを調べたり、ISBNから書名や著者名を調べたりすることができますので、ご参考までに。


 調べたあと、リアル新刊書店で本を買ったり、本の取り寄せをしたりしていだだけたら、なお嬉しい! です。あと、オンライン書店で注文して、近所のリアル新刊書店で受け取るサービスも便利ですよ(ダイレクトマーケティング)。


 ちなみに、ISBNはただコピペしてググるだけで、ちゃんと正解の本の情報のあるページにたどり着きますので、よろしければお試しあれ。



 私の手元にある本は、ISBN9784492233733。

 これだけでは何のことかわかりませんが……


 ほら、1発でしょ?



 対象読者ターゲット別の話の続きは、また次回の更新から~

 



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