潰れた本屋の元店員は、さらに簡単なレビュ爆・☆爆問題の解決策(案)を思いつく。
タイトルの通りです。
……これを言ってしまうと、せっかく皆さまに貴重なレビューや☆評価をいただいたのに、自分の首を自ら絞めることになってしまうのですが……
ええい! 言ってしまおう!!
「レビュー、☆評価の対象は、完結済み作品に限る。そのレビューの書き込み、☆評価ができるのは、全編を読了した読者のみとする」
ぐふっ(吐血)!!
ゴホ、ゴホ……失礼しました。
自分で言って、自分でダメージを喰ってしまった。
気を取り直しまして。
つまり、「その作品を評価するのを完結まで保留する」というだけなのですが、これがもっともシンプルで明快な、レビュ爆・☆爆問題の解決方法ではないかと、自分は考えたのですよ。
ただし、現行制度のままそれを実行すると、ただただ作品が人目に触れなくなっていくだけなので、下↓のような対策が必要ですが。
1.ランキングを「連載中作品ランキング」と「完結済み作品ランキング」に分け て、
「連載中作品ランキング」は、フォロワー数/総PV数・♥応援の数/話数
「完結済み作品ランキング」は、レビュー数・☆評価/完結まで読み通した(最終話のみとか読んだだけでは不可。あくまで全編の読了が条件)人の数
で、別々にランキングを作る。
2.「完結済み作品ランキング」を、ジャンル関係なく、
「短編」(~2万字)
「中編」(2万字~8万字)
「長編」(8万字~)
の3つに分ける。
実はこれ、広い砂浜の中から、ただの砂と砂金をよりより分ける作業なのです。
「短編」と「中編」はまた別の対策を考えることにして、ターゲットは「長編」。
「長編」を「完結まで読んだ読者」の人数と、その読者だけのレビュー及び☆評価
これで、ランキングを作ると、おそらく版元さんが一番知りたいこと……すなわち、「書籍化にふさわしい売れる作品のランキング」が、わかるのではないかと。
画面の文字を追いながら、クロールしてクリックするのは、自分があまり慣れてないせいかもしんないけど、結構ストレスがたまる作業。
それも内容が面白ければそれも苦になりませんが、そうでない長編作品を評価するためだけに最後まで読むのは、時間もかかるし、かなりしんどい(苦)。
長編ならなおさらで、できる方(超人!)もいるでしょうが、そんなに多くはいないはず。
でも、自分は、それでいいと思うのですよ。編集者さんはただの橋渡し。結局、本は一般読者が読むもので、読者は圧倒的に普通のひとですから。
自分には、無理。誰に頼まれても、どんなお礼を貰っても、遠慮したいです。他の方が通して読んでみれば、ウソはすぐバレますし(汗)。
だから、長編では、レビューと☆評価を「完結済み作品」に限れば、その評価はかなり実際に近いものになると期待できるのではないかと考えたわけで。
作家としていちばんその力量が問われるのは、長くても最後まで読ませる文章力と、その物語の着地のさせ方。
それまで面白く読んでいたのに、オチがひどかったり、思わせぶりな伏線があったのに、全然回収されてなくて、本を床に叩きつけたくなる(実際はしませんが)終わり方の作品がある一方、最後の2行でそれまでの作品世界を鮮やかに反転させてみせたり、ラスト近くで涙が止まらなくなる名作があります。
けど、現状のシステムでは、それがあまり評価されていない。
キャッチ―なアオリ文や、ハデな冒頭のツカミや、一話一話をこま切れにする技術ばかりが評価さていては、エタる作品は増えるばかり。
「なら、お前はどうだ」とツッこまれれば……すみません。ごめんなさい。
プロローグばかり書いては放置を繰り返し、まともなのを完成できていません(汗)。
放っといて―!!(←逃げた)。
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