一寸先とは闇。幸せとは儚いからこそ尊い。
新学期から夏まで、丁寧に主人公の心情が描かれていて感情移入しやすい作品でした。誰にでもある甘酸っぱい恋心の芽生えから、夏休み中の胸が締め付けられるようなワクワクするようなデートを経て主人公がした体験は一生忘れないくらい深く胸に傷を残したんだろうなと思いました。ぜひ最後まで読んだあと、もう一度読み直して欲しい作品です