それは、まるで血のように赤い空だった
- ★★★ Excellent!!!
終わらない夕焼けに染まり続ける、奇妙な街に降り立ってしまった主人公。そこで出会った、これまた奇妙な面々との会話の中で何とか脱出を試みようとするのですが、彼を待ち受けていたのは、友人をも巻き込み、血の気すらあっさりと失せていく恐ろしい出来事の数々で……。
そこに居る彼は生きているのか、死んでいるのか。1日の終わりを告げる夕焼け空が続く世界の中で、彼が選んだ道は……?
淡々と描かれる狂気が不思議と美しく感じてしまう、「赤色」のホラー作品です。
さて、貴方は何を望みますか…?