-2日目- 「リプレイ」

そして迎えた深夜零時、皮肉にもまさしく彼女の言った通り、急性アルコール中毒に陥ったわたしは、当初の予定していた様に目の前の救急病院へと運び込まれ、目を覚ます事なく成仏したらしい。らしいというのは、その後の記憶がぶっ飛んでいて全くないからである。

おのれ静香めー!

最期の晩餐で彼女と酒を飲み交わすのだけは金輪際止めにしよう。

わたしは、今度も多いなる反省と誓いを強いられる羽目になった。

でもまあ、苦痛を伴わなかっただけ良しとしよう。

それでいいのか今日のわたし?





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