「葛藤」本題からのスパート
「冒頭」「序盤」「本題」「承認」『葛藤』「転換」「打開」「山場」「終幕」
本題と承認がセットであり、続くこの葛藤もひと続きになっているケースは多いと思います。映画など尺が短いものだと承認と葛藤のパートも短いのでうかうかしているとスルーしてしまって、区切り部分に気付かない事も。
映画は二時間で一つの物語を描ききってしまわねばならないので、不要なパートはどんどん削ってしまうのですね。なので、アクション大作などと言われるような作品などでは、本題に連なる承認と葛藤のシーンもごく短くされるというわけです。
台詞一つで終わるケースもあるんじゃないかと思いますよ。あるいは、アクションシーンの中でついでに描かれていたり。
葛藤というのはダメ押しになりますんで、本題がそもそも深刻なテーマでないなら、あっさりと流されてしまっても問題がないからです。
作品のテーマや色調によって扱いが重くなったり軽くなったりするのが、この「葛藤」の部分というわけです。
ウルヴァリンの時も、わりとあっさりでした。(笑
これが正義と悪で揺れるバットマン三部作だったりすると、もっとここの尺は長く取られるというわけです。「葛藤」のシーンは、本題があらゆる角度から見直される場所、という意味合いも兼ねていますので、勧善懲悪の単純な話ならさほど重要ではないという事になるのです。
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