第2話始まったらいいな
「うーん?」
私は目を覚ましたけど目の前にある光景はいつもの家の内部ではない。
周りを見渡しても怪しい生物ばかりいる
それはまるでこちらを獲物と認識しているようで「グルルルルル」と唸っている。ハッ!とした私は何故ここに居るのかと考える前に遠くに見える街に向かって全力疾走した、だけどその生物とは徐々に距離を追いつめられやがてほぼ真後ろまで追いつかれた、その生物に思い切り引っかかれて肩から脇腹まで斜めに切れた、
「がぁッ!?」
痛い物凄く痛くて意識を失いそうだ、だけど誰も来ない、私は最後の気力を振り絞って一心不乱に走った、だけど私の意識は闇に放り込まれる。
「.......!..つ.......おい!..きろ!」
パァン!乾いた音と共に私は意識を取り戻した
「お前なんであんなとこでぶっ倒れてんだよしかも死にかけで」
「確か目が覚めたらあの生物が近くにいて追いかけられて引っかかれて走って倒れてそのまま」
「通りでこの辺じゃ見かけねえ奴だ、ところでてめえの出身地はどこだ送ってやるよ」
「Y県です」
「どこだよそこ少なくてもここ大陸にはそんな名前の場所はないぞ」
そんな感じで目の前に居る口の悪い女性は頭に?マークを浮かべている
「え?それじゃあ此処は何処ですか?」
「この大陸の名前知らないとか記憶喪失か?」
「でも此処に来る前の記憶はありますよ?」
「そういうパターンかぁ」
「パターン?」
「たまにいるんだよ別の何処からこの世界に送られる奴が」
ここで脳内で話しを整理する、どゆこと?→まるで意味がわからんぞ!
「そういえばてめえの身体どうなってんだ?傷がみるみる治ってったけど」
私はえっ?と思ったけど傷口の方を見てみると確かに傷はない、「傷痕」も
「え?え?」
「てめえの身体どうなってるか気になるからちょっち試させろ」
そう言うと彼女はナイフでお腹を刺してこようとする
「えちょやめてください」
だけど抵抗は無意味に終わった彼女の凄まじい力の前では意味なさなかった、そしてナイフは私のお腹に突き刺さる
「ギィッ!イタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイ」
刺された部分がじんわりと暖かくなってその直後激痛が走る
「うっせえなほらよっと」
程なくしてナイフは抜かれた
「ありゃ?傷が治んねーぞどういう事だ」
「知りませんよそんなの」
「あーすまんなんか試したくて取り敢えず治療しとく」
彼女がそう言った後にクスリ飲まされて意識は落ちた
おまけ:作者のあとがき
あの女の子の名前を募集します
また不定期です気が向いたら書きます
え?また意識不明オチという疑問はネタ切れなんですすいません
主人公が異世界転生するど定番物 無能 @DORUBE
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