第37詩 泣く日

待っていたの?

珍しく2人とも同じ部屋で眠っていた。


まるで、泣くことが解っていたかのように。


でね…やはり涙が溢れる。


音に乗せて…心が砕け…それでも…。


僕の居場所はどこですか?

僕はどうすればいいのですか?


僕は誰なんですか?


なにが欲しいの?

明日を迎えるナニカが欲しいよ。


お金?名誉?友達? 僕は何も持ってません。

なのに…なんで明日が来るんですか?

何も無い僕にも……。

今日にしがみついちゃダメですか?

消えるって、今に留まるだけだよね。

皆は明日へ行くけど、僕は、もう行けない…それが自死ということだと理解した日。

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