第36詩 過ぎ去りし追憶
死んでから有名になった作品。
そんなものに意味はあるのだろうか?
苦しい…辛い…悔しい…なぜ…なぜ…なぜ…。
ゴッホの黄色…感情をぶつけるような感覚
賢治の闇…悲しく暗い蒼く暗い闇
そんな気持ちが…色が…音が…言葉が…僕の心に入ってくる。
評価なんて…その人に伝わらなければ意味がない。
「キミには期待していたんだが…」
そんなことを言われた心を彼らが笑いながら視ている気がした。
「俺たちでさえ…そうなのに…お前みたいなカスが、何やったって評価されるわけないだろ」
そのとおりだ。
苦しい…辛い…悔しい…なぜ…なぜ…なぜ…。
この想いだけは僕だけのものじゃない…。
ずっと…ずっと…積み重なってきた想い。
僕も今、その思いの中で生きる、眠る。
隣で眠るキミは…僕は…。
キミになにかしてあげられるだろうか…ごめんね…僕で…本当にごめんね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます