孤独に生きた薔薇の姫

@ayaka0615

プロローグ

 宇宙の中に地球がまだ誕生していなかった頃。宇宙には多くの国と民族が存在していた。

 

 その時代、宇宙の平和を長年に渡り守り続けてきた最強の国があった。この国の名をアンダルシア王国といった。


 同じ時代。誰にも見つからないまま宇宙を自分の物にしようとしている最強の国があった。この国の名をダークラス王国といった。


 アンダルシア王国を知らない者などいなかった。なぜなら、この国の王こそが最強の者と言われていたからだ。しかし、ダークラス王国の者以外、ダークラス王国のことを誰も知らなかった。


    地球が誕生し、月日がたったある日。


 アンダルシア王国に先代よりもはるかに強い最強の者が産み落とされた。そのおかげでこの国はさらに力をつけた。誰も逆らえない。この国だけは、この王だけは。


         王の名を

    

    アンダルシア・レムル・ローズ

   

          別名

    

         薔薇の姫 


         と言った。


この王女は先代よりも最強であるがゆえに、哀れで悲しい、悲惨な人生を送った。

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