ほかのエッセイも読みましたが、共感度の高かったこちらにレビューを。私は取り上げたられた半分くらいは見てました。で、共感できるところもまた多々ありました。さて肝心の内容は作者の愛した映画の紹介です。しかも映画全般ではなくこの映画のここが好き、という内容があっさりと書かれています。ああ、見たなぁコレ、ああ、ここ確かに好きだった、と共感しつつ懐かしい気分に浸れます。ちなみに映画というのは執筆において構成の手本となるものだと思っています。
時計仕掛けのオレンジは、制作者の意図は理解できなかったけど、ずっと心に引っかかっている作品です。あの服装、キレてるし。ハイランダーは懐かしいですねえ。マニアックなB級映画でしたが、知ってる方がいて嬉しいです。エンゼルハートは、クラスメートが「なんかよう分からん」と言ってたことを思い出しました。 映画について語り合う、なんつう楽しい企画でしょう。 ちなみに私の好きな映画は「ファントム・オブ・パラダイス」「ミッドナイト・ラン」「私立探偵 濱マイク」 の三作品です。
時計仕掛けのオレンジ。20歳のころの私の代名詞でした……そろそろ本当に観るべきだろうな。観たことがないのです。同じくキリングゾーイも薦められたまま観ていない映画です。多分似ている気がするのはフランス映画のキッドナッパーです。私は元々読書よりDVDを鑑賞するのがすきでした。いまはどちらもできていない。こういったエッセイを読むと、また私の映画熱が戻ってきます。