第15話 新たな暗闘の幕開け
その夜、サンジェルマンにおいて本宮真奈美の激励会が行われていた。彼女は不起訴となり、サンジェルマンに戻ることになった。玲子は、新店での営業が始まれば、真奈美をチーフにし、この旧店は恭子に任せることにしたのである。
光智は、結城真司までが殺害され、少なからず衝撃を受けている上杉母娘に、真奈美との関係は伏せ、彼はブック・メーカー事業に手を出そうとしたため、裏社会に葬り去られたと説明した。中筋と野崎、そして当の真奈美も光智の想いを汲み取り、異を唱えなかった。
「僕のせいで、悲しい過去を焙り出してしまったね」
光智は、真奈美に詫びた。
「いいえ。それはもう気にしないで。私こそ、別当君のお陰で釈放になったのだから」
真奈美はつとめて明るく振る舞う。
「でも、そのお陰で本宮さんは命を救われたのかもしれません」
野崎が神妙な顔で口を挟んだ。
「どういうことですか」
「馬場は貴女の命も狙っていたようです。正確には郷田組ですが」
訝しげに訊いた真奈美に、中筋が馬場聡と島根鳥取両県で一緒に捕縛された郷田組組員の供述を漏らした。
「私を?」
真奈美の面が一瞬にして蒼白となった。
一連の犯行を計画したのは、馬場聡と郷田組組員だったが、彼らにはいくつかの誤算があった。
人通りを気にした郷田組の指示で、馬場聡は約束の午後五時より、わざと三十分遅れて加賀見宅を訪ねた。郷田組も馬場も、加賀見が本宮真奈美や別当光智たちとも会う約束をしていたことを知らなかったのである。
したがって、十五分遅れで訪問した真奈美は、本来であれば殺害場面に遭遇していたことになる。馬場は加賀見雅彦を殺害した後、午後六時近くまでその場に留まるつもりだった。
一つ目の誤算は、強盗に見せ掛けるため湯飲みの偽装工作を終えたとき、玄関先で人の声がしたことである。馬場は、あわててその場を離れ、まだ明るさの残る林の中に紛れざるを得なくなった。
二つ目の誤算は、あらかじめ合鍵を複製していたが、内側からの施錠が甘く、真奈美が後を追って来たことである。修羅場に手馴れた馬場でも、想定外の展開に少なからず動揺していたのである。
さらに、帝都大学の法学部学舎へ続く道へ出たところで、後方から人が追って来る気配につい振り返ってしまい、真奈美に顔を見られたと誤解した。そこで裏門を出た後、待機させていた車の中で彼女が出て来るのを待った。もし、彼女が現れなかったら正門へ回るつもりだった。
すると、葛西彰吾と真奈美が裏門から出て来たので、後を着けて住所を確認した。
だが、ここでも誤算が生じる。葛西は大王組系列の暴力団員であるうえに、二人の監視役あるいは連絡役として、たえず数名の組員と思われる男たちが出入りしていたので、郷田組としても手が出し難かったことである。
「ですが、なんと言っても彼らの最大の誤算は貴方の登場でしょうね」
中筋が光智を見つめて言う。
「私?」
「貴方が一連の事件に絡んでいなければ……、と思うと今でも背筋が寒くなります」
野崎も中筋に同調した。
「私なんて、余計な憶測をしてご迷惑をお掛けしただけですよ」
光智はあらためて中筋と野崎、そして本宮真奈美に詫びた。
「それにしても、口封じのために、真奈ちゃんを……。怖い話ね」
恭子が身震いしながら話を戻した。
「ですから、本宮さんの拘留中に、馬場と郷田組の組員が捕まったので危難を避けられたとも言えます」
中筋が険しい表情をして言った。
「さあ、さあ。暗い話はそれくらいにして、中筋さん、野崎さんどんどん飲んで下さい」
玲子がその場の空気を変えるように、二人に酌をした。
その後、宴もたけなわになった頃、中筋に沙耶香から電話が入った。彼女の用件は察しが付いていた。
中筋は外へ出てから電話に出た。
「中筋さん、事件は解決したようですね」
上機嫌の声が耳に飛び込んで来た。
「ええ。まだ取り調べの最中ですが、何とかなりそうです」
「良かったわ。私の情報は役に立ちました?」
中筋は、やはりな、と思った。
「はい。大いに役立ちました。約束どおり同伴しましょう」
腹を括って誘った中筋だったが、沙耶香の返事は意外なものだった。
「その件ですけど、お食事はともかく、同伴はもう良くてよ」
「えっ、どういうことですか?」
中筋は肩透かしを食らった気分だった。
「もう、十分過ぎるお礼を頂いちゃったもの」
「はあ?」
訳が分からない中筋は、気の抜けた声を出した。
「中筋さんのお陰で、凄いお客様が口座になって下さったのよ」
口座とは、売り上げがホステスの歩合給に直結する客のことである。
「凄いお客様?」
「ほら、株の世界で有名なフューチャーの村井さんです」
「村井さん? それがなぜ私のお陰なのです」
「とぼけるなんて、中筋さんらしいわね。村井さんは中筋さんの紹介で来た、とおっしゃってよ」
沙耶香は上機嫌で言った。
私が? と言い掛けたところで、中筋はようやく謎が解けた。
「では、焼き鳥デートというのはどうですか」
「良いわよ。お忙しいでしょうから、時間が空いたら連絡を下さい」
そう言って、沙耶香は電話を切った。
「何か事件ですか」
戻って来た中筋に、野崎が訊ねた。
「いえいえ、ほんの野暮用です」
中筋が、小指を立てて答えた。
「野暮用、中筋さんが?」
光智も茶化すように言った。
「別当さん、有難う。沙耶香さんの件、助かりました」
「何が、です?」
光智は涼しい顔で言ったが、中筋は少しも嫌味に感じなかった。
和やかな談笑が続き、真奈美にも笑顔が戻った頃合を見て、光智があらたまった。
「真奈ちゃん。辛い過去を呼び起こすことになるけど、良いかな」
「なんですか」
「ご両親のお墓はどこにあるの」
「京都の万臨寺霊園だけど、それがどうかしたの」
元は上場企業だった関西精機の社長をしていた家柄である。立派な霊園に墓があるのは道理だった。
「やっぱり。もしかして、ご両親の命日は三日と十四日じゃないかい」
「えっ。どうして知っているの」
真奈美は目を丸くして訊いた。
「そういうですか……」
中筋も得心したように唸った。
「堀尾さんが真奈ちゃんにしつこくしていたのは、交際を迫っていたんじゃなくて、あらためて詫びる機会を求めていたのだと思うよ」
堀尾貴仁は、結果として真奈美の両親を死に至らしめたことを、とても悔いていた。彼は毎月三日と十四日、つまり真奈美の両親の命日には、欠かさず万臨寺霊園へお墓参りに行っていたのである。彼は誰にも気付かれぬよう、仕事が終わってから遅くの新幹線で京都へ行き、一泊した翌日の早朝、霊園に参拝し、始発の新幹線で東京へ戻っていたのだろう。
「なるほど、Bだけの記述は万臨寺霊園への参拝で、BMの記述はその後妙雲と会ったことを指していたのですね」
「おそらく……」
胸の霧が晴れたような顔で言った中筋に光智が頷いた。
「そう言えば、霊園の管理人さんから、まだ陽も上がらぬ早朝に、お墓に参拝している若い男性を見掛けることがあると聞いていたけど、私はてっきり父の部下だった人だと思っていたの」
真奈美が思い出したように言った。
「それが事実なら、葛西というヤクザが堀尾さんを手に掛けなくて良かったわ」
玲子がしみじみと言った。
「全くその通りです」
光智も深く肯いた。
「良かったわ。本当に良かった……」
真奈美は、緊張の糸が切れたように、玲子の身体に凭れ掛かった。
玲子は腕を廻して、真奈美の肩を抱きながら、
「そうだ。真奈ちゃん、心の整理が付くまで私達と一緒に住みなさい。葛西の件で大王組の報復があるとも限らないし……、と言っても私たちも居候だけどね。良いでしょう、光智君」
と思い掛けない言葉を口にした。
光智にとって寝耳に水だったが、
――彼女は心が深く傷ついている。一人暮らしにしておけば、妙なことを考えるとも限らない。大人数で暮らしていれば目が行き届くし、気も紛れるとの玲子ママの配慮であろう。
と推量した。
「言い出したら利かないでしょう、玲子ママは」
光智は観念した口調で言った。
真奈美は玲子から身体を戻した。
「ママたちは、光智君と一緒に住んでいるのですか」
「ええ。光智君と恭子が横浜で暴走族に襲われたのよ。それで用心のために、しばらく同居しようという光智君の申し出を受けたの」
「横浜で?」
「そう、真奈ちゃんから貰ったチケットでコンサートに行った帰りにね」
恭子が屈託なく言った。
「え、あの日に……」
真奈美の表情が再び曇った。
「どうかしたの」
「実は、あのチケットは葛西から貰ったものだったの」
「葛西が?」
光智の喉がごくりと鳴った。中筋と野崎も表情を引き締めた。
真奈美は、葛西から『チケットを二枚手に入れたが、急用で行けなくなったので、アルバイトでお世話になっている友人とその彼氏にあげたらどうだ』と、チケットを手渡された。彼女は、恭子が光智に恋心を抱いているのを知っていたので、二人の仲が進展すれば、と思い譲ったのだという。
光智は黙ったまま聞いていた。中筋と野崎も同様だった。三人は共に、葛西の背後に不穏な気配を感じたが、真奈美を気遣ったのである。
だが、敏感に感づいた真奈美が気弱な声で訊いた。
「まさか、葛西が二人を襲わせたの?」
「いや。それは考え過ぎだと思う。襲撃した奴らは、僕らを着けていたようには見えなかった。だとすれば、コンサートの後、僕らが横浜ベイブリッジに行くことまではわからない訳だから、真奈ちゃんは気にしなくて良いよ」
光智は、諭すように言った。
「さすがに大王組の報復はないでしょうが、それでも念のため、私も別当さんのマンションへ引っ越された方が良いと思います」
中筋が機転を利かせ、話を戻した。
真奈美が控えめに訊いた。
「別当君、迷惑じゃないかしら」
「ぜーんぜん。しばらく、ハーレム気分を満喫させてもらうよ」
光智は、実にさわやかな笑顔を見せた。
やがて宴もお開きになり、中筋と野崎が謝辞を述べて席を立った。光智は見送りのため、彼らの後に従った。
夜空にくっきりと満月が浮かんでいた。その茫洋さは、光智に今にも覆い被さるかのような圧迫感を与えた。
「そうそう、奈良龍明の件には驚きました」
光智は思い出したように言った。
「私も同様です。奇しき因縁を感じます」
中筋も感慨深げに答えた。
「刺青の件は、都倉さんの見間違いだったのですね」
「いいえ。都倉君は確かに『蛇』を見たのです。正確には『蛇のような物』と言うべきですが」
「でも、奈良の刺青は『龍』なのでは?」
「さすがの別当さんでも、からくりがおわかりになりませんか?」
中筋の表情がにこやかになった。
事件当夜の時点では、刺青は完成していなかった。つまり、龍の特徴である大きな目や鼻や角、雄々しい鬣もまだ下彫りの段階で、色付けがされていなかったのである。刺青を見られたと思った奈良は、事件後あわてて龍に完成させたのだった。
薄暗い電灯の下、都倉少年にはそれが『蛇』に見えたということなのである。
光智は頷きながら聞いていたが、彼にわからないはずがなかった。龍頭の代紋もまた『龍』であり、幹部は身体のどこかに龍の刺青を彫っている。幼い頃、彼は美しい絵画を観るように手でなぞったことがあった。
「中筋さんは、その証言の齟齬を逆手に取って、奈良を精神的に追い詰め、自供に追い込んだのです」
野崎が感心しきりで言った。
「さすがですね」
「とんでもない。冷や汗ものでした。もし私の読みが外れれば、取り返しの付かない失態を仕出かすところでした。それを考えると、今でも冷や汗が出ます」
中筋は大きく息を吐いた。
「ところで、馬場は真司と実佳ちゃんの殺害を認めましたか」
光智は、本題に切り込んだ。彼は心に重い石を抱えたままだった。二人に対する罪の意識である。
「馬場聡ではなく、郷田組組員の犯行でした」
光智の心情を察している中筋は、硬い表情になった。
「私が野崎さんに、彼のアリバイ調査を依頼したからでしょうか」
いいえ、と野崎は強く首を横に振った。
「郷田組の組員は、加賀見殺害の目撃をネタに、決別宣言をした真司君を許せなかったと供述しています」
野崎は断言したが、そこには光智への気遣いが見え隠れしていた。
「それが事実なら、私も救われます」
光智は、素直に胸を撫で下ろした。
「郷田組としても、大王組との諍いを避けるため、無理心中に見せ掛けたようです」
「彼らも、真司の心が真奈ちゃんにあったことまでは調べが付いていなかったのですね」
「ええ。もし真実を知っていれば、本宮さんが犠牲になっていたでしょう。馬場にすれば一石二鳥ですからね」
「実佳ちゃんが身代わりになった訳ですか……」
光智は天を仰いだ。彼の胸には、檸檬で見せていた彼女の屈託の無い笑顔が浮かんでいた。
「そういえば、大王組の山城が引退を表明するそうですよ」
気を使った中筋が話題を変えた。
「まだ、引退するには若いでしょう」
「ええ。まだ六十四歳です」
「身体の具合でも悪いのでしょうか」
「そのような情報はありません」
「まさか、組長自らブック・メーカー事業が頓挫した責任を取るとでも?」
「それも違うようです。ブック・メーカー事業は、大王組を挙げて巻き返しを図るため、勝部幹夫が頻繁に万臨寺を訪れているようです」
中筋は吐き捨てるように言った。
「スタイン社が稲墨連合と手を組んでいたとなると、ライバル社に目を付けるでしょうね」
「堀尾の手法を参考にするでしょう。いずれにしても、我々には厄介なものが進出して来ました。これも、技術革新の副産物っていう奴ですかね」
中筋は恨めし気に言った。
「何かの企みでもあるのでしょうか」
「七代目は若頭の澤村健治のようですから、院政を布く気でしょう。隠れ蓑が出来た分だけ自由に動けます。先ほどの葛西の件も、聞き捨てにはできません」
そう言った後、中筋があらたまった。
「別当さん。一つだけお聞きしても良いですか」
「何でしょう」
「今津が肩に『BM』の刺青をしていたのはわかりますが、堀尾と加賀見の二人はどうして『BM』の略語を使ったのでしょう」
中筋には、最後に残った疑問であった。
「万臨寺への参拝を秘匿していたように、過去の傷に触れられたくなかったのでしょう。堀尾さんは、その心情を加賀見だけには打ち明けていたのではないでしょうか。仁多甚三郎さんを紹介した手前、加賀見さんも堀尾さんの企業買収と全くの無関係ではありませんから、倣ったのだと思います」
「なるほど。ですが、そのために捜査は回り道をしてしまいました。彼らが実名で表記していれば、事件はもっと早く解決し、犠牲者も少なかったかもしれません」
中筋は歯軋りをしたが、光智の考えは違った。
「それはどうでしょうか。たとえ、早期に宗方妙雲に辿り着いても、真相は明らかにならないでしょう。むしろ妙雲に目が行った分、ブック・メーカーに気付いたかどうかわかりませんよ。そうなれば、事件は長期化し、真奈ちゃんや私も、場合によっては恭子ちゃんだって、命を落としていたかもしれません」
「うーん。言われてみれば、たしかに」
中筋はそう言って唸った後、
「例の結城君のアリバイですが、保護依頼を願い出た高波さんの証言を突き付けますと、執事長を通じて、真司君に頼まれて嘘の証言をした、と謝罪しました」
と吐き捨てた。
「死人に口なし、ということですか」
光智の虚しい声が響いた。
だが、中筋の顔が急ににこやかになった。
「そうそう。仁多家の遺産ですが、妙雲へは一円も渡らないそうですね」
「えっ、どういうことですか」
光智は酷く驚いて中筋を見た。
「ご存じなかったのですか?」
中筋も鏡に映したような顔つきになった。
「貴方の義弟さんに当たる高校生の方が、仁多家の養子に入ったそうですよ。もっとも、とりあえず戸籍だけを移し、仁多の屋敷に入るのは、大学を卒業してからだそうですが」
馬場聡を警視庁に連行するため、松江東署に出向いたとき、中筋は署長の門脇からある事実を知らされていた。後継者に不自由の無い別当家が、なぜ光智を養子に迎えたのか得心がいかない門脇は、密かに別当家の内情を探ったのである。
残念ながら、深層にまでは辿り着くことができなかったが、その過程である事実を掴んだ。別当家の次男――光智を入れると三男――が、群馬の仁多家に養子に入っていたのである。
甚三郎の初七日の法要後、顧問弁護士が遺言状の公表の際に、甚三郎が亡くなる半月前、病室を別当家の当主が訪れ、自らの立会いの下、別当家三男が仁多家に入る養子縁組が整ったことを補足説明した。公表と言っても、関係者に対するものであるから、別当家と距離のある光智は知る由もなかったのである。
別当家と仁多家の本家筋に当たる上正家とは、お互いが旧家であることも手伝い、事ある毎に縁戚関係を結んでいた。仁多家が群馬という遠方にあったことや、甚三郎が宗方妙雲に帰依したこともあって、両家はすっかり疎遠となっていたが、死に臨んで、在所の本家が没落したいま、唯一の分家である仁多の家名断絶を憂いた甚三郎が、血縁関係のあった古の誼で別当家を頼ったのである。別当家は全ての遺産を相続することを条件に、甚三郎の依頼を承諾した。
つまり、宗方妙雲への寄付は取り消されたのである。
「約百億円を取り損ねて、地団太を踏んでいる妙雲の姿が目に浮かぶようです」
中筋は、胸のすく思いで言った。
「仁多家の遺産を妙雲の手から守ったのが別当家だと伺って、私も少し溜飲を下げました」
ほんのわずか、晴れ晴れとした表情に戻った光智は、
――宗方妙雲……。この奸物だけは絶対に許さない。
と心に深く刻んでいた。
光智は、自身が出雲神祖家の血脈者であることをまだ知らない。したがって、妙雲が神祖家の、引いては自分の仇敵であることも、妙雲の真の意図も知らない。自分が英傑の息子と知っていて、心に含むものがあるのだろうと想像しているだけである。
だが今回の一件で、彼は生まれて初めて人に対して激しい憎悪を抱いた。
「では、ここで失礼します」
表通りまで見送った光智が挨拶したときだった。この季節には不似合いの旋風が吹き抜けて行った。それは、思わず身震いした光智に、長い暗闘が待ち受けていることを予感させる邪気を孕んでいた。
智の系譜(イニシャルB・Mの殺意) 久遠 @kamishochihayamaru
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