タイトルオチという手法

 ひとつ批評をしたので今度は創作論の方を更新するとしよう。

 というわけで、今回の話もタイトル通りである。

 

 弱小作家の一番の悩みは『読まれない事』である。

 面白いものを書けたとしても、そもそも読んでくれる人がいない。読んでもらえなければ、評価されようがない。

 評価されなければ、注目される機会もほとんどない。

 これは大問題である。

 

 弱小作家の作品が注目される機会は、新着小説欄に載る期間に収束される。

 しかし、弱小作家は山ほどいるし、新着小説欄はかなりの早さで更新されてしまう。

 では、そこで自分の小説をクリックしてもらうにはどうするべきか。


 そう、タイトルで読者をひくことが必要になってくる。

 カクヨムにはキャッチコピーというものがあるのでそれを使ってもいいが、やはり一番注目されるのはタイトルだろう。


 有名どころでは『君はゴジラの聲』という作品だろうか。あなたももしかしたら、見たことがあるかもしれない。

 ラジオで紹介されるほど有名になった作品だ。

 明らかにタイトルオチである。ただ、このタイトルは有無を言わさずにクリックされる引力があるという事実は明らかである。

 現にかなり評価されている。


 タイトルオチという手法は敬遠されやすいが、一度使ってみてはどうだろうか? とりあえず、PV数は増やせるのではないのだろうか。

 

 それでもタイトルオチはしたくないという作家様は、拙作に『異世界転生者と天の声』という作品と『最近仕事で忙しい神の愚痴』という作品のキャッチコピーを見に行ってみてほしい。

 どちらも読者がひかれるようなものを目指したつもりである。

 

 今回は創作論という感じにはならなかったが、いつも通りなので、まあ、いいだろう。参考になったのならば幸いだ。

 それでは。

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