第14話 先輩の教え
「そろそろ、実践編やな。時間空けるから色々と頑張ってみいや」
「どお言うことですか」
「実践編に移ろうと思うねんけど」
先輩の話はいきなり唐突だ。
「今から2週間と期間を決めて告白して貰おうか。」
「いきなり過ぎて、どうすればいいですか」
「そうやって教えて君になったらあかんよ。自分で考えらんと。でもまあヒントはあげんとあかんわな。告白するのは、環境を作りや。好きな子はいるんやろ?」
僕は最近仲良くなっている同い年の秋さんを思い出した。
「その様子やと居るみたいやな。君の眼球が右上の方を見たやろ。これはな脳が、何かを思い出しながら喋っている事なんやけどな」
先輩は心理学にも詳しいみたいだ。
あいつモテナイ男辞めるってよ。 @cccc
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