少し古いエロスに用いられる文言がタイトルの作品ですが、その実内容はヒューマンドラマ。決してエロオンリーではない。勿論恋愛・ラブコメではない。
タイトルを主観に置き読み始めると、序盤で裏切られる。展開は人妻と義父の会話で展開されるのだが、そのやり取りがどこか本当に有りそうで笑えます。
神経が逆立つほど鬱陶しく、苛立ちが治まらない程煩わしく感じる事も、いざ無くなってみるとどこか物寂しく感じる。その表現が見事になされていて、すこしノスタルジックに浸りました。
こう言っては失礼ですが、意外な感動に驚きました。