恋愛小説コンテストが、もうすこし早かったら。きっとエントリーをおすすめしていました。前作の切ない終わりが、まだ続いていた。けれど、そこからまた新しく始まる関係。完全に なかったことにはならない。あなたの心と繋がっている私の心が、あなたのことを感じ取れてしまうから。失ったことすら知らなくても、失った瞬間の哀しみは残っている。理由を探してしまうほどの哀しみ。それがどんな結末を迎えるのか……。それは、どうか読者であるあなた自身で お確かめください。
泣きながらレビューを書いていることをお許しください。