第一章その12.自宅帰還
ふと、自分達は辺りを見渡す。周りに倒れていた"もう一つの被害者"だった猫達は担当のホ班が早急に保護をした為、姿は見えなかった。一瞬、静寂に包まれた後、雅人叔父さんが口を開いた。
「今日は
そう言って歩き出した雅人叔父さんに自分は狼の件をこれからどうするか尋ねようとしたが、先に音哉が雅人叔父さんを背に尋ねた。
「純太のお兄さんは狼の件をこれからどうしますか?」
音哉の問いに雅人叔父さんは一旦、足を止めて自らの頭の後ろを
「今回の件ね。どうしようか…まあ、先ずはお面衆の人達の報告を
音哉との話を聞いて、雅人叔父さんの知り合いに刑事さんが居たことは初耳だった。再び歩き出した雅人叔父さんを追って自分と音哉と神羽屋は小走りになった。
『狐狼(コロウ)と式神使い。』 新庄直行 @Shin__Nao
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます