設定、特に『スマホ依存』の題材の使い方が好きです。
スマホ依存の者に取りつく『グラント』
それが時間を貪り食う。
私達がついスマホをいじりすぎるのも『グラント』のせいなのねそうなのね。
なんてことを感じる余地がある設定の使い方は好感が持てました。
一話中に出てくるヒロインの台詞
「彼アタエはただのスマホ依存者よ」
がシュールで印象深い台詞でした。
作品の題材や設定、物語やキャラの雰囲気が伝わるシーンでの台詞なので余計にそう感じましたね。
まだ作品の世界観の説明感のある序盤の展開ですが、それが2話以降を期待させるアクセントになっている気がします。
新キャラ登場での二話への繋ぎ方良いかと。
スマホが用いられる戦闘シーンの設定は好き嫌いが分かれそうな所。
ウィズちゃんの戦闘シーンがダイナミックなので、主人公との静と動のギャップがおもしろいと感じられるかも。
パズルゲームに指先を忙しくする主人公。
敵と戦う(物理)なウィズちゃん……みたいな。
あと、ウィズちゃんの「お父様」呼びはツボでしたね。
こういう設定の中で主人公と寄り添う『力』の呼び方は重要だと感じるので他のキャラや他の呼び方にも期待しつつ、ウィズちゃんの「お父様」呼びも堪能したいと思います!