第4話
『完成プロット原稿 4話』
○CDのアップ
CD姿のゼブラ『前から思ってたんだけど、この世界にウイルスを放ってさぁ
そのウイルスを駆除しにくるパスワードを盗んだ偽(ニセ)アイラの顔を見てみませんかぁ?
ひょっひょっひょ』
少年『ウイルスなんて放ったら僕たちが出れなくならない?』
CDゼブラ『ひょっひょっひょ。大丈夫!僕、いろんなパソコンに入っていろんなウイルスを
集めるのが趣味なんで、そこそこのを出しますよぉ』
少年『、、、!うん!そうだね!あのアイラは悪い子じゃないから
何か理由があるんだよ!それを聞いてみたいから安全なウイルスを頼むよ!』
CDゼブラ『それでは、これなんかどーすかねぇ。ひょっひょっひょ』
○CDから0と1の模様の長い耳の生えたゴムボールのような生き物が飛び跳ねながら
出てきた
みゅー『どうも初めましてオイラみゅーと言いますだ、みゅー!』
少年『えーっと、ちょっと安全ないたずらをしてこの体の持ち主をおびき寄せて
欲しいんだ。できるかな?』
みゅー『おやすいごよーだ、みゅー!』
○みゅーは飛び跳ねながらこの世界の出入り口から出て電子通路を進み
ある電子装置の中に入り込んだ
○少年はみゅーの後を追いかけて止まる
少年『ここどこだろ?』
アイラ1.2『食べたばっかなのに走れるのが不思議だ(笑)』
○シーンは現世界になり、偽アイラは歩いていたが左腕が動かなくなる
偽アイラ『あれ?動かない・・。どうしよ・・ウイルスか。どこかのホテルで
駆除しないと』
○ホテルのベッドでスリープ状態になる偽アイラ
○再び電子回路のシーンで偽アイラが駆除用のランドセルを背負って登場
偽アイラ『あの、なんかこの回路に不具合があるみたいで来ました!』
少年『久しぶり!なんか俺、ここから出れなくて困ってるんだ・・』
偽アイラ『え?そうなんですか?おかしいなぁ?じゃあウイルスを駆除したら
すぐに外に出れるようにしてみますね!』
少年『あー、良かった!ありがとう!ゼブラ!』
偽アイラ『え?ゼブラ?』
少年『いや、独り言(笑)』
CDゼブラ『ほんとーにスグ、出してくれんのかねぇ~』
○突然電子装置から巨大なひょうたん型ウイルスが出現
少年『うわっ!?なんだあれ?さっきのと違うぞ?』
CDゼブラ『あれ?さっきのウイルスどこかの回線かじって外に逃げ出して、その穴から
閉じ込められてたやばいウイルスが出てきたのかなぁ・・』
少年『えー!?どうするの?』
偽アイラ『やってみます!』
○駆除器をかついだ偽アイラは巨大ウイルスの長い糸に巻き取られて身動きができない
CDゼブラ『あ~・・駆除器、きかないねぇ・・あのウイルス、ゴムの体だね・・』
少年『ゴムの体?』
CDゼブラ『いやぁ、電子でできてるウイルスなら簡単な電気ショックで消えるんだけど
あれは僕と同じゴムでできてるから電気はきかないんだ・・』
少年『ゴム製なんだ・・』
CDゼブラ『この世界は理解しているものをイメージで物体化できますよねぇ。
それで作ったゴムの体に乗り移ったやつですねぇ。ウイルス駆除ソフトでも
駆除できないように僕が発明したやばいウイルスなんですぅ。すみませーん』
少年『そんなぁ』
CDゼブラ『駆除できないからどこかの回線に閉じ込めたやつですねぇ。』
○偽アイラがウイルスに飲み込まれる
偽アイラ『たすけてーーー!』
少年『あ~!どうしよ!・・そうだ!』
○少年は手元に大きなドライヤーのような物を物体化する
CDゼブラ『?武器のような・・?』
少年『僕が助けるしかないんだ!』
CDゼブラ『震えてますけど・・逃げた方がいいのでは?』
少年『だって・・・いくしかないよ!』
○少年は巨大ウイルスに向かって走り出す。
○巨大ウイルスは少年を長い糸で巻き取るが、少年は持っていたドライヤーで
巨大ウイルスから出た糸を温めて糸は消え、少年は解放されて床に着地
少年『きいた!』
CDゼブラ『これ、なんすか?凄いの作りましたねぇ!』
少年『これはマイクロ波砲さ。』
CDゼブラ『マイクロ波?電子レンジの?』
少年『そう!マイクロ波は水やゴムの分子を激しく揺らして高熱にできるんだ!』
CDゼブラ『やりますねぇ~』
少年『最大出力!』
○少年はドライヤーのスイッチを最大出力にずらしてウイルスにかけより
駆除する
○ウイルスからは気絶した偽アイラが現れ横たわる
少年『大丈夫!?アイラ!!』
偽アイラ『・・・。ウイルスは?』
少年『やっつけたよ!体は大丈夫?』
偽アイラ『はい・・。ありがとう・・』
○笑顔の少年
○少年達に別れを告げて現世界に帰る偽アイラ
偽アイラ『あ・・動く。良かった・・』
○どこを見るともなくぼーっと立ちつくす偽アイラ
○自宅の部屋で寝続ける少年の部屋の窓を開け、中に入る偽アイラ
○ただ寝顔を見つめる偽アイラ
○そしてキスをする。
アンドロイド @hasegawaplan
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