短時間の時間跳躍を理不尽なまでに続ける主人公の今後が気になりますね。最終的に主人公を待ち受けているのはユートピア? それともディストピアなのだろうか。続きが気になってきます。
いろんな時代に行くのがタイムスリップの醍醐味ですが、それが短文に上手く集約されているのがすごい。便利になった現代だからこそ、ユーモアのある文章にハッとさせられます。
スリップですから、タイムトラベルと違って、基本事故です。これはそんな災難に遭った女の子の成長物語。トイレさえままならなかった女の子が、まさかアレをやっちゃうとは……怖いですねえ、女の子は(笑)。
だんだん慣れていく少女のたくましさに好感が持てます
シンプルイズベストを極限まで突き詰めたようなシンプルさ。たしかにタイムスリップした先が町中とか、そんな都合良いことだらけなわけないですよね。まさに決定的なワンシーンだけ取り出したタイムスリップ、ほとんどクスリと来ました。
短い文の中に起承転結を入れるのは難しいと言われますが(私も出来ません)、トイレの回は特に凄い。あの文字数に、随分色々考えさせられました(笑)。ところで…大変申し訳ございません。★の付け方が解りませんで、★無しの状態になっております。付け方が判明し次第、訂正に参ります。ご迷惑をお掛けします。