「男の子の声」を拝読いたしました。淡雪のように儚く綺麗で泣けてきます。
「悪いものを悪いと感じ、ひたすら真っ直ぐに歩もうとする、その心」が反映された声。成長と言う自然現象の中で失わざるを得ないものであり、限られた期間に限局されるからこそ切なく感じられます。
ノートを拝読しました。決して他人事ではない感情を読み取っております。私は何とか進んでおりますが、aoiaoi様は大丈夫ですか。喪失感が深いと言うことは、それだけ失われた存在を大切に想っていたということですよね。おそらく同じ感情の中に居り、気の利いた言葉が出てこなくて、ごめんなさい。ただ書き続けていれば、また巡り会えることもあるかもしれないと、希みを持つばかりです。失礼しましたm(__)m
作者からの返信
宵澤さん、暖かなコメントをいただき、ありがとうございます(*´∇`*)✨
男の子の声、私も自分の書いたものを久しぶりに読み返し、何かじわっと来そうになっていました^^;(笑)人生の大切な時期を共にしたその声が、変声期を迎えれば跡形もなく消えてしまう……幼い心の濁りない無垢さと同様、どれほど焦がれて手を伸ばしても取り戻すことのできないものなのでしょうね。
細やかなお気遣い、ありがとうございます✨✨
あの方がカクヨムにいらっしゃって間もなく、私の作品へ☆とレビューをくださって。お礼にノートへ伺った際、カクヨムで一番最初にはまったのが私のその作品だったのだ、と教えてくださいました。気持ちを伝えたくて、勇気を出して初めてレビューも書いてみた、と。
そういうことや、その後作品へいただいた素敵なファンアートや……物語に触れることを深く愛して、自分自身の執筆にも真摯に向き合っていたあの方の優しさやひたむきさ、情熱のようなものを、忘れることができないのです。
私も大丈夫です!あの方がまたカクヨムに戻られた時に、再び楽しく読んでくださるような作品を生み出したい。そういう気持ちを奮い立たせています。納得できるものを書き続けることが、きっと自分自身にもあの方にとっても望ましいことではないか、と。
宵澤さんのお気遣い、身に沁みて嬉しいです。本当にありがとうございます!!m(_ _)m💐
隣が小学校なので、子らの声というのがストンと入ってきます。
体育館だけでなく、教室内からも聞こえてくる様々な歌声。確かに澱みがゼロの無垢な声が響きますね☆
――『溶けた声らは 木霊となりて』
雪解けと共に子供たちの声も静かに消えてゆく。でも、溶けて水分となった声たちは、校庭の木々に養分として吸い上げられ、木霊となって青々とした葉に変わったり、綺麗な花となって、新しい子たちの歌声に合わせて成長いくのかもしれない……そんな気がしてきました☆
作者からの返信
愛宕さん、コメントありがとうございます!(*^^*)♡
ああ、その捉え方、いいですね……
消え去ってしまうのではなくて、木々や葉、花に吸い込まれ、命の一部になっていく……なんだかじわっと目が熱く滲んでしまいそうです。
切なく悲しい思いを、優しく癒していただきました。これからは、そんな明るい気持ちで子供達の清らかな声を聴きたいと思います(*^^*)
変声期前の男の子の声を春の雪になぞらえる感性にまたしても脱帽です✨✨✨
ウイーン少年合唱団が変声期前の男の子しか入れない(でしたっけ?)のは、いつか失われるその声と心の清らかさが聴く人に感動を呼び起こすからでしょうか。
子ども達のまっすぐな心を映すような伸びやかな歌声っていいですね✨
作者からの返信
そうですね。ウィーン少年合唱団は、変声期前の少年達だけ。そんな合唱団が比類のない歌声を聴かせてくれる……やはり、変声期前の少年の声は、得難い清らかさと美しさを持っているのでしょうね。…儚さにも近い、そんな美しさ。
そんな、清らかに澄んだ美しいものが、いつか必ず跡形もなく消え去っていく。…どうしてこんなに切ない気持ちになるんでしょう。
そんな風に考えたことが無かった…。
成長の過程で失っていくもののひとつだったのだろう。
声だけじゃない…。
『耳をすませば』は大好きな作品。
でも…観ると今の自分が酷く汚れた存在に思える。
あの2人、中学生ながら、しっかりと未来を見ている…僕はどうだったのだろう。
何も考えてなかった…。
作者からの返信
私も、この作品は大好きなもののひとつです(*^^*)
中学生のはずの彼らは、ふたりともとても大人だなと、観る度に感じます。
それぞれの将来を真剣に見つめ、依存し合うことなく一緒に成長したいと全力で日々を生きる。精神的に成熟したふたりだからこそ心が通い合い、将来を誓い合うというストーリーがリアリティを持ってくる。本当に素敵な物語です。
自分の中学時代…そんなふうに人生を立体的に眺めることなんて、全然できてなかった…恥ずかしくなりますね(笑)
でも…そうありたいと思いながら実現できない美しい生き方だからこそ、素晴らしい物語に映るのかな…そんな気もするのです。
変声期って単語、すっごく懐かしいですね。
男は子供の頃本当にアホだから(少なくとも僕は^^)、変声期とか体の変化に本当に無頓着ですね。感慨も何もありません^^
自分の変声期っていつだったんだろう~って、急に考えました。
思いだせないけど。
Kei
作者からの返信
Kei様、いつもお立ち寄りいただき、ありがとうございます♪
そうですよね。男の子は、「あ〜自分の大切な声が…!」とはきっと思いませんよね(*^^*)(笑)その無邪気さが、またいいんです。そんな悲しげな思いは、ずっと大人になってからでいい。いや考えなくていい!(笑)
変声期。今回使ってみて、何だかすごくときめく言葉だと思いました(//∇//)(笑)
声変わりって、割と無意識のうちに過ぎてしまっているものなのでしょうか。私は女だからわからないんですけどね…(笑)
aoiaoi様
拝読させていただいて、同じようなところに心を寄せていらしたことに、とても嬉しく思いました。
本当に、男の子の声って、美しくて切ないですよね。
消えてしまう喪失感と、消えてしまうからこそ倍増する尊さ。
その美しさの元には、「悪いものを悪いと感じ、ひたすら真っ直ぐに歩もうとする、その心」と表現されているように、とても清らかな心が反映されているのですよね。その心すらも、成長と共に失われてしまうことが多くて……こちらの喪失感にまでついつい目が行ってしまうのも、私達が大人になってしまったからなのでしょうね(^^;
「耳をすませば」私も好きな作品で、何回も見ました。
初々しい二人が、互いを見つめながらも、スクッと真っ直ぐに立っているような感じで、こんなふうにお互いを認め合えるのっていいなと思いました。いいですね~こういう恋♡ なんか話がズレてしまいましたが(#^.^#)
ウィーン少年合唱団は有名ですが、ウィーンの森少年合唱団と言うのもありまして、こちらは生で聞いたことがあります(^_-)-☆
作者からの返信
涼月さん、コメントをありがとうございます!(*^^*)♡
男の子というのは、いつも何か儚さや切なさを纏っている気がしますね。女子にはない繊細な脆さ、というのか……瞬く間に消え去ってしまうこういう一瞬の美しさに、たまらなく惹かれます。
大人になっていく過程で、どうしても身についてしまう狡さや黒さ。これを悪と判断するのは短絡的なのだと思いますが、子供時代にしか持てない澄んだ輝きというものは間違いなく存在するなあ、なんて思いますね✨
私も、『耳をすませば』大好きでDVD何度もリピートさせました!(*´꒳`*)
主人公二人の精神年齢の高さ、ものの感じ方、そういうものがぴたりと合って、ごく自然に惹かれ合う。中学生らしい初々しさと、かつ真っ直ぐに自分の生き方を見つめる大人の静けさ……そういうバランスがたまらなく魅力的な作品ですよね。
ウィーンの森少年合唱団……それは知りませんでした!美しい歌声なのでしょうね。生でお聴きになるとは羨ましい!(*´꒳`*)✨