感情を伴って涙を流すのは人間だけですよね。
人間の体や心の機能には、他の生き物には与えられていない様々なものがありますが、それは業でもあり恩恵でもあるように感じます。
人間は他の動物よりも強く深い悲しみに溺れてしまうことがありますが、感情の海を涙として押し出すことで自分が保てるように考えられているのかもしれませんね。
作者からの返信
ひまわりちゃん、コメントありがとうございます!(*^^*)
私も、この話を書くときに少し調べたりして、体外に分泌物を出すことが快感である…ということを知り、悲しいときに涙の出る理由がすとんと腑に落ちたような気がしました。
悲しいときに涙が流れるのは、人間が自分の心を少しでも救うために編み出した救済策だったのでしょうね。
ひまわりちゃんのおっしゃる通り、人間は他の生物よりも明らかに悲しみに大きなダメージを受けますね。でも、心の傷には塗る薬もない。その傷をなんとか軽くする方法が必要だったのだと——そう思わずにはいられません。
涙=弱い、と捉えるのは、きっと大きな誤りですね。それは、自分が悲しみに負けずに前を向くために必要な生理現象だ——そう捉えたいです。
うーん。わけもなく泣いてしまうっていうのは情緒不安定なのかな? わたくしは愛猫を亡くしたとき、夜中に突然びりびりっとした感覚に襲われて、怒涛の波にさらわれるような痛みをおぼえました。いろいろ考えたけれど、ペットロスだとしか心当たりがありませんでした。
aoiaoiさんは、心当たりはなかったんですか?
作者からの返信
きっとそれは、感受性の強さの違いかもしれませんね。
あずささんは、私より鋭い感受性をお持ちなのでしょう。
私も、昨年の辛い時期には、心の大きな穴に風がすうすうと通り抜けるように虚しく、朝起きるのが嫌で仕方ありませんでした。生きているって何だろう…そんなことばかり考えていました。
けれど…心が潰れるほどに嘆き悲しむことは、周囲の人をも悲しませるかもしれない…そんなことを思いながら、何とか自分を立て直しつつ日々を過ごしています。
涙は感情を外に押し出すような気がします。
抑えようと思っても、なかなか込み上げる感情は抑えられません。
抑える必要すら、本当はないのかもしれないんですけど…。
それでも、抑えようとするのは、なぜなんでしょうか。
素直に泣くことすらできないなんて悲しいことなのかも知れませんね。
作者からの返信
その辺に、男女の差はあるのかな…と、ちょっと考えました。
「男は泣くな」みたいなことを、子供の頃からずっと言われますよね、男性って。
それは、もしかしたら結構強力なストッパーになってしまうのかもしれない…そんなことを思いました。
悲しむことに、性別なんて全く関係ないのに…なぜ、「男は泣くな」なんでしょうね。
よく考えると、とても不思議です。しかも完全に差別用語ですし…(笑)
編集済
何事に対しても、無感動で終わることほど悲しいことはない、と私の尊敬する人は言いました。
その言葉を思い出す度に、コントロールはとても大変だけど、何かを感じられる人間になりたいと思いますし。
出来るならば、嬉しい時、楽しい時に、その感情を形にしたい。
声でも、吐息でも、何より涙でも。
作者からの返信
阪木さま、コメントありがとうございます!
本当におっしゃる通りです。嬉しい時、楽しい時の気持ち。それらを形にできたら…こんなに素敵なことはありませんね。
そして、それを文字にして綴ることができれば、その思いはずっと残っていきますね。
もしかしたら、そんな思いを忘れずにいたくて、私は俳句を詠んでいるのかもしれません…。
雨が降ると空気中の埃や塵が流されて浄化される。
人間の精神(脳)に溜まった目に映らない何かが
ある瞬間に限界を超えて「異常を訴える」状態が
所謂「病」として表面化され最悪な結果すら招く。
物理的な意味で外部から吸収された「不必要な」
成分を「涙」「鼻水」「咳」「汗」その他の(笑)
「排泄物」として体外に放出して身体を守るのが
人間の健康を保つ機能であり正しい方法論ですね。
会話と四肢の動きと口腔の清潔が正しい老化防止
方法なんですが脳と内臓と腸の働きも必須になり
医者に頼らず健康で長生きするために必要なこと。
「太古の生き方に還る」ナチュラリスト的な生活
便利な生活を捨てた自給自足だけかもしれませんw
作者からの返信
うっちーさん、コメントありがとうございます!!
うーん…そうかもしれませんね。
現代の生活にどっぷり浸かれば浸かるほど、健康からは離れて行っちゃうのかもしれませんね。
日の出とともに起き、日の入りとともに眠りにつく…ナチュラルな生活、憧れるなあ…絶対無理っぽいけど…(汗)
句に色々な想像を膨らませます
俳句は全くの素人ですけど、解釈って十人十色でもよいのでしょうか?
今回は、詞に特に感銘を受けております
涙ひとつに、これほどの言葉を溢れさせる感性
繊細にして大胆
だから「掬いあげるもの」が大好きなんです♡
作者からの返信
つきちゃん、コメント嬉しいです!♡♡
そうなんです!俳句は、読む人が自由に解釈していいんです。読む人の想像に委ねる…そこが俳句のすごく面白いところですよね。
作品をそんな風に味わっていただけるなんて…書いた者として、これほど幸せなことはありません(*^^*)
いつもつきちゃんには、こうして幸せをいっぱいもらっています。心から感謝いたします…♡♡
涙は本当に、人間が悲しみを和らげる手段として手に入れた、深い意味のあるものなんじゃないか…って思ったりします。
愛する……愛とは、欲するのも与えるのも感じるのも、匙加減が凄く難しいのかもしれませんね。
「欲しがりすぎれば、バランスを失って崩れていく」……餌を果てしなく欲しがる金魚のようです。食べ過ぎて水槽の中で溺れてしまう。
わがままで、寂しがり。だからこそ人間。それでいいのかも(*^_^*)
優しい仕組み……涙をプログラミングしたのは神様なのか、人間が進化の過程で身に付けたものなのか、どちらにしても流涙には安らかな凪をもたらす効果がありますね。
❤を点ける頁が無くなったように思います。
『掬い上げるもの』をひととおり読ませていただきました。
感慨深い頁ばかりで、折々に再読したい気持ちですが、他の御作品にも是非お伺いしたいです。今年も宜しくお願い致します( ・◡・ )♫•*¨*•.¸¸
作者からの返信
ひいなさん、作品を全話お読みくださり、ありがとうございました!(*´꒳`*)💐一つ一つの話へ細やかなコメントをくださる度に、自分自身の作品を見つめ直し、今の思いを整理する大切な時間をいただいた気がしています。心より、深く深く感謝申し上げます!(*´∇`*)✨✨
そうですね。もしかしたら人間は、その不完全さが愛おしい生き物かもしれませんね。自らの不完全さを目の当たりにして苦しみ、もがき、努力する。完璧には手が届かなくても、光に向かいひたすら手を伸ばす。それが「人生」そのものなのかもしれません。
なにぶん整理整頓の苦手な人間でして、好き勝手な作品を書き散らしている状態ですが、ひいなさんのお好みに合うものがございましたら、どうぞ覗いてやってくださいませ〜(*^^*)♡本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます!m(_ _)m✨