子供の頃は、ここかしこで見かけた数多くの蜻蛉ですが、ふと気づくと見なくなったなぁと感じます。蜻蛉の数は減ってないと思うんです。歳と共に、注意する目線が変わってきてるんだなと……。
――『個々の動きで 音を奏でて』
風の層が五線譜にも見えてきます。
そこに群がる秋茜。それぞれの頭が音符の形になって、秋の空に音を奏でるようなイメージが浮かびました☆
作者からの返信
トンボはなかなか見かけないな…と思ったら、街を少し離れた木々に囲まれた水辺などには驚くほどたくさんのトンボが飛び交っていて、びっくりしたりします。こんなところに集まってたんだ!みたいな(笑)
大人になると、こういう小さな生き物の存在など、気づけば意識の中に入ってこなくなってしまいますね。なぜでしょう…寂しいですね。
都会を森に戻すことはできなくても…せめて、こういう生物たちの生きる場所は大切に保存していきたい。そんなことを強く思います。
はあ…いいですね…♡秋の風を五線譜、トンボを音符に見立てて…愛おしい生き物の気配が満ちる、清々しい秋空が目に浮かびます!(*^^*)
編集済
風の層──とても素敵な表現だと思いました!
とんぼのスイっと飛ぶ感じは、まさに一層一層の風にのっている感じがします。
時々ふっ、っと一層上に上がったり、下に下がったりしながら。
とんぼは小さな頃のトラウマがあって虫の中でもかなり苦手な部類ですが、想像の世界でなら気持ちよく風景を楽しめます(笑)
作者からの返信
トンボにトラウマが…噛まれちゃった、とかでしょうか?結構虫って、怖いですよね。じっと見るとちょっとグロテスクだったりもして…
でも、トンボが空を気持ちよく滑るように飛ぶ様は、いつ見ても本当に気持ちよさそうで、なんの悩みもないように見えて。羨ましくなります(笑)
風の層。この表現は、私もとても気に入っているのです(*^^*)
秋茜……赤とんぼと書くよりも雅で綺麗な表現に思えました。
外に出て自由に何のしがらみもない天の許を歩く……そうやって心を伸びやかに保って自然体で羽ばたきたい。珍しく早起きした私は、そんなことを想いました。
秋晴れの恩恵を受けた空を見上げる時間を好ましく想える私で居たいです。
作者からの返信
ひいなさん、コメントをありがとうございます!(*^^*)♡
この話は、秋茜が深く澄んだ空を飛ぶ情景を思い通りに描き出せたことが嬉しく、とても気に入っている話の一つです。
これを書いたのは、あることに深く思い悩んでいた時だったと、そんなことを覚えています。自由に風の層に乗り、迷わず自らの進む道を選び取る秋茜の姿が無性に羨ましくて。
思い悩む時、辛い時、人間はやはり自然の中に癒しや救いを見出すものなのかもしれませんね。