キラメキと記憶。川面の輝きを見立てるのには、面白い表現です!
自分の記憶は、どんなんだったっけな?
と、川へ赴きボンヤリと眺めたみたい衝動にかられました☆
『消えぬキラキラ 流れ堰き止め』
記憶を思い起こしている間は、どんなに流れが早くても視界から消える事がなさそうですな ♪( ´▽`)
作者からの返信
愛宕さん、あけましておめでとうございます!今年もどうぞよろしくお願い致します(*^^*)お返事が少し遅くなり、ごめんなさい〜´д` ;
そうですね。これは実際に川の輝きを見つめてみて、初めて感じたことでした。眼下では見えなかったものが、遠くへ行くほど見えてくる。それは手元に取り戻したくても、引き戻すことができなくて…
通り過ぎたものだから、余計に愛おしく感じる。何だか、川面の輝きは人の心そのもののような気がしました。
記憶を思い起こしている間は、どんなに流れが早くても視界から消える事がない。…本当に、おっしゃる通りですね。手元には引き戻せなくても、その思い出を大切にしている限り、心の中の輝きはずっと消えることがない。いい思い出は、そんな風にずっと大切にしたいですね。
「目の前にあるうちは、それがどんな輝きを持つものか気づかないのだが——遠ざかれば遠ざかる程、愛おしいきらめきを強くする」……この気持ちが秋の川面と自分の記憶に重なる感覚、分かるように思います。遠ざかるものほど光るのですね。記憶の中の褪せない光です。
「盲目の方は、その分聴覚が非常に敏感」だと、私も聴いたことがあります。視覚を補おうとして他の感覚が発達するのでしょうね。
それから環境の変化についても、aoiさんと同じことを感じています。地球環境の急激な変化がもたらす風景の変容。温暖化や思いもよらぬウィルス蔓延など、一寸先は闇と感じてしまう御時世ですね。aoiさんが約4年にわたり書き続けておられるエッセイ、今、読ませていただいている文章が2016年のものなのだと思いますと、aoiさんの「褪せない文章力」に益々敬意を払います。これからも長く続けてくださいね❤
作者からの返信
ひいなさん、コメントをありがとうございます!(*^^*)♡
遠くなるほど、ちょっとした汚れや暗い部分が削ぎ落とされるような……大切な思い出って、そういう風に心の中で優しい輝きを増していく気がするのです。冷たく暗い記憶も、やはり僅かずつ風化して……心に刺さる棘が少しずつ減っていくような。
時間とは、限りなく優しいものでもありますね。
褪せない文章力……嬉しいお言葉を、ありがとうございます(*^^*)✨
ただ、エッセイに書きたいことは少しずつ変化しているのかな、何かそんな気もして。あまり眉間に皺が寄りすぎないよう、ふわりと穏やかで何気ない「日々の些細ななことを掬い上げる」その気持ちだけは忘れずにいきたいな、と思います。