応援コメント

香りの記憶」への応援コメント

  • aoiaoi様

     嗅覚は、とても素早く脳に刺激を伝える感覚のようなことを聞いたことがあります。記憶にも残りやすいのかもしれませんね。
     蚊取り線香、最近使わなくなってしまっていますね。でも殺虫効果は一番高いと聞いたことがあります。若い子たちはあまり嗅いだことが無いのかな。
     日本の夏の風景の一つのような気がしますので、無くなってしまうのはちょっと寂しいですね。
     aoiaoiさんの文章はとても鮮やかで、私もaoiaoiさんの記憶の風景を体験させていただきました。ありがとうございます。


     

    作者からの返信

    香りで呼び起こされる記憶というのは、思考回路を経ていないと感じるほどに瞬間的に、全く忘れ去っていたものを呼び覚まされる感覚がありますね。科学的にも、嗅覚はそういう特徴があるのですね。あの一瞬はとても不思議です。
    蚊取り線香の香り、私も懐かしくてとても好きです。今はマンション住まいのため、庭先で炊く程度になってしまいましたが、実家へ帰ると昔と変わらずガンガン炊かれています。母は、「最近何か煙の匂いが変わってしまって、昔の自然な香りがしなくなったのが残念だ」とぼやいています。現代向けに何か新たな加工が加わってしまったのでしょうね。

  • 香りは、言葉や写真など他の情報源に比べ、遥かに強く記憶を刺激する←確かに記憶に残りますね。気になる人の香水の香りとか覚えてます

    作者からの返信

    香りで記憶が一気に脳に戻ってくるような感覚、時々ありますよね。思考回路を経由せずに反射的に映像が蘇るような。医学的なことは何も知らないのですが、嗅覚って不思議で特別な感覚だな、なんて思います。

  • 蚊取り線香の匂い。
    懐かしいですね。
    祖父母の家で過ごした夏を、懐かしく思います。
    (^ー^)

    作者からの返信

    私も今はマンションに住んでいるため、煙が部屋中に充満してしまうので蚊取り線香を焚く機会もすっかり減ってしまったのですが……夏に実家に帰ると、やはりいつも蚊取り線香がついています。
    幼い頃の夏の記憶とワンセットになっているこの匂いは、たまらなく懐かしく、心の安らぐ匂いですね。

  • 「香りの記憶」素敵です❤蚊取線香の芳香と、百日紅の樹に守られる情景が、五感を掠めたようでした。嗅覚が、視覚や聴覚を伴って、脳裏に鮮やかな光景をえがくことがありますよね。そんな確かな現象が文字で伝わる素晴らしさを、ありがとうございましたm(__)m

    作者からの返信

    宵澤さん、コメントをありがとうございます!(*^^*)♡

    嗅覚って、本当に不思議ですよね。子供の頃しょっちゅう嗅いでいた匂いとか、季節ごとに咲く花の香りとか、生活の中の匂いとか……あっという間に時間を超え、その場面に引き戻される感覚。実際に戻ることは叶わないその懐かしさに、たまらなく切なくなってしまうこともありますね。
    人間の感覚というのは、本当に敏感で繊細なものだと思います。

  • その過去の思い出には存在していたかわからない「風鈴の音」までもが、脳内でイメージできる一句ですね☆
    人間らしい愚かしさ。ユニークです。一つの真理にも聞こえてきます。

    ――『あのムームーの 裾を握りて』

    お気に入りの服は、いつまでも記憶の欠片となって残っているものですね。生家の庭に立つ詠み手が、ムームーの裾をギュっと握って何かしら思い佇んでいるという姿も見えてきますな (o^-')b

    作者からの返信

    愛宕さん、コメントありがとうございます!(*^^*)

    生家の庭。思い出が詰まっていて、ぎゅっと胸が切なくなる場所ですね。
    そんな風に、ほんの微かな感情の揺れにも胸が痛んだり涙がこみ上げる人間の心というのは、あまりにもか細くて…なんというか、褒められたものではない気がするのです^^;(笑)

    そうですね。きっと幼い日々の中にも、喜びや楽しさだけでなく、子供なりの悲しさや翳りみたいなものもあったのでしょうね。
    生家の庭。遊び、楽しむ場所であると同時に、そんな風に何かを思いながらじっと佇む幼い自分がそこにいるような……複雑な色合いの懐かしさが漂う場所です。

    編集済
  • 感動。思わず涙しました。
    御丁寧で深い文脈が胸に迫りますね……。
    今日も素晴らしいお話しをいただきました。

    いつまでも変わらないと信じていた景色はいつの間にか移り変わり。
    なのに気付けばやはり、すぐ傍らで私を見つめている。
    そのきっかけは音だったでしょうか、はたまた香りだったのか。
    あるいは百日紅の花咲く、どなたかの思い出を覗いたことで思い出されたのでしょうか。
    扉を開けば、ごちゃごちゃとした台所が味噌汁の香りと共に私を迎えてくれる。
    そんないつもの風景を胸に歩く雨の帰り道。
    雨ゆえに、闇ゆえに、赤い目元のまま、あの日へと急ぎます。

    作者からの返信

    如月さん、大変美しいコメント、とっても嬉しいです。ありがとうございます!(*^^*)
    ここ数日慌ただしくしており、お返事が遅れてしまってごめんなさい!

    香りというのは、脳を経ることなく心にダイレクトに響いてくる気がして、とても不思議ですね。そして、その香りに胸を掴まれた瞬間、なんとも言えず懐かしく、切なくて。人間の心の微妙さ、繊細さにも改めて気づきます。

    母が、撮った写真を丁寧にアルバムに綴る人なんです。そんな写真を、昔から繰り返し家族で眺めたりして楽しんだんですね。その中の、百日紅の下で弟と遊んだ一枚が、今も鮮やかに心に残っています。夏、蚊取り線香の匂いが漂うと、そんな遠い日が昨日のように蘇ってきて…手の届かないその懐かしさに、たまらなく胸が締め付けられたり。

    こうした些細なことに、こんな風に心を揺らされ、時にかき乱されてしまう。
    人間は、遠い幼い頃をいつも追い求めるような……なんて切ない生き物なのか……そう思わずにいられません。

  • 懐かしい風景を僕もつい思い出しました。蚊取線香は豚の形をした入れ物に入ってて煙が丸い口からホワホワ出てくるんです。懐かしいなあ〜

    作者からの返信

    ブタさんの器、いいですよね!あれは、昔からかわいいなと思ってるんですが…実家にもなかったような。記憶に残っていないんです。
    今は、昔の通気性のある家とは違うせいか、焚くと家中煙たくなったりで、蚊取線香そのものの出番が減っちゃいました…少し寂しいですね。

  • 子供時代の夏の光景、その描写がすごくいい感じでした。

    作者からの返信

    蚊取り線香の匂い、懐かしくて大好きなんです。その香りに触れるたびに、生家で過ごした幼い頃の記憶が蘇ります。
    でも、特に都会地などでは、今はあまり焚かなくなりましたね。我が家でも、ちょっと焚くと煙がきつくて(笑)昔ながらの木造住宅のような通気性が、現代の住まいにはあまりないからかもしれませんね。少し寂しい気がします。

  • すごく温かくて優しい記憶ですね( *´꒳`* )

    蚊取り線香に今はあまり郷愁を誘われないけれど、実家の母は夏になるとすぐに蚊取り線香を焚きたがります。
    そのうち蚊取り線香の香りが母の記憶を呼び起こすものになりそうな気がします。

    作者からの返信

    蚊取り線香は、私にとってはもう本当に実家の匂いなんです。実家を出てからは、夏も滅多に蚊取り線香を焚かなくなったこともあり…ほぼ完全に故郷の香りですね(*^^*)

    香りによって、懐かしい情景が鮮明に蘇る…なんとも言えず、切ない思いにさせられます。


  • 編集済

    私の好きな切り絵画家、村上保

    その切り絵の描写が浮かびます

    現在はニオイを断つ生活習慣になっていってます

    夏の匂い、懐かしい

    作者からの返信

    村上保さんの作品、いいなあ。ほっとする。
    季節ごとの香りの漂うような懐かしさに溢れていますね。

    ほっとする香り。懐かしい香り。
    日々何かと闘っているうちに、そのようなものから随分遠ざかってしまうものですね…。