メリークリスマス

1ピースのショートケーキに蝋燭を刺し、寿命の短いペットのお墓みたいだと思う。私の好きな人はワンピースを着た私よりブスでババアな女と鳥の焼死体を切り分け、楽しく過ごしている。百均のライターは使い物にならない。私だって火をつけたい。火をつけたい。思うだけなら自由だ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

さめざめと泣く少女 小町紗良 @srxxxgrgr

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ