日々徒然カクヨム日記

ＡＩを利用した小説ってどう言うのが理想だろう

　最近何かと話題のＡＩですけど、創作界隈ではイラストくらいですかね、むっちゃ浸透してるの。まだ自力で漫画を描けるようになったと言う話は聞きませんし、ＡＩでアニメを作った話はボチボチ聞かれますけど、アート作品的なヤツが出来上がったと言う話くらいしか聞きません。まだまだ発展途上なのですね。

　で、小説界隈では、小説を書くＡＩと言うのが既に存在しています。ただし、このＡＩが登場したときくらいでしか話題になっておりません。今もしっかり浸透しているのかしら？

　文章を生成するＡＩ自体はチャットＧＰＴが話題になって色々なところで活用されていますよね。多分短編なら小説も書けるのだろうと思います。私は試した事はないのですけど。

　イラストの方では既に人が描けるものは大体描けるくらいには成長しているＡＩですけど、小説のＡＩ化はどこまで進んでいるのでしょう。

　私が最初に目にした小説用ＡＩの『ＡＩのべりすと』は今も盛況なようです。昔よりとっつきやすくなっておりました。までも、やっぱりあんまり進んで使う気にはなれませんでしたね。それは自分で書けるからでしょう。

　このサイトを好んで使う人って、やっぱり自分では書けない人なんじゃないかな？

　で、小説とＡＩの関係ですけど、どう言うのが理想かなと考えてみた訳なんですよ。今の使い方、例えば序盤だけ書いて後はお任せって言うのは、作者が全く考えてないですよね。だからって細かく指示が出来るようにしても、そこで面倒になります。

　ＡＩに自分の思った通りの話を書いてもらおうとしたら、現状では無茶苦茶多くの指示をしないといけなくなるからです。多分多くの人はそこで挫折するんじゃないかな。

　書ける人がＡＩを活用するとしたらどんな場面かと言うと、まず真っ先に思いつくのは誤字脱字や表記ゆれなどのチェックでしょうか。そう言う機能、最近のワープロソフトにも搭載されていますよね。公正の精度もかなり高くなっているようです。

　次は、同じ表現が続いた時に似た表現の言葉を教えてくれる機能や、この動作を表現したいけど、適切な言葉があるのかすぐに分かる機能も欲しいところ。

　で、個人的に一番ＡＩを頼りにしたいのは『本人が苦手な表現のサポート』ですよ。例えば、私は恋愛描写が苦手なのですが、まずＡＩに参考になる文章を書いてもらってそれを参考に書くとか。漫画家がアシスタントにサポートして貰うように、苦手部分のサポートにＡＩを活用すると言う使い方が出来たらいいなと思うのですよ。

　勿論ＡＩが理想の展開を描いたとしても、それをコピペして楽をすると言うのはダメです。あ、趣味で書くだけならそれでもいいかな。いいのかな？（汗）

　実際のところ、イラストより小説の方が人が書いたのかＡＩが書いたのかの判別が難しいですよね。もっと精度が上がれば、マジでＡＩ小説が大ヒットする時代が来るかも知れません。今の性能でも、もしかしたら書けるのかも。

　だからってＡＩを敵視するのではなくて、どこかでうまく活用出来ないか模索していくのがいいような気はします。折角の技術ですからね！

　小説批評ＡＩとかが出来ると、それを活用する事で文章力が鍛えられていくのではないかなあ。もうそう言うＡＩは存在しているのかしら？　していてもおかしくはないかな。技術的には可能な気はするなあ。