日々徒然カクヨム日記

物語の舞台は地元？ 地元以外？

　皆さんは物語の舞台をどこに設定する事が多いですか？　異世界ファンタジーならナーロッパな世界が多いと思いますけど、それ以外のジャンルの話になると、実在する地域を舞台にする事が多いんじゃないかと思います。

　私は現代ファンタジーをよく書くので、そうなるといつもどこを舞台にするか悩んでおりました。少し前まで。

　基本、人って自分が住んだ事のない地域を舞台には出来ないじゃないですか、知らないから。プロの人みたいにすごく取材したら書けるとは思いますけど。私も一時期調子に乗って物語の舞台を関東の辺りにした事があるのですけど、地域描写はふわふわしちゃいましたね。だってよく分かりませんもん。

　昔東京に住んでいた事はあるのですけど、それも３０年くらい前の話ですのでねえ。今はもう全然違っていると思いますし……。

　と言う訳で、私吹っ切れました。今は異世界モノ以外は住んだ事のない地域を舞台にはしていません。現代モノの物語の舞台は全て地元です。みかんの国です。焼き鳥日本一と宣言しているところです。バリィさんの本拠地です。タオルで有名なところです。

　でも名前だけは架空のものにしました。地域名をそのまま書くと、フィクションの話は書き辛いですからねえ。私だけの感覚かもですが。

　で、用意した町の名前が『舞鷹市』なんですけど、この名前と元の地元の名前に関連性は全くありません。適当に思いついたものです。この名前が気に入ったので、以降の自作の現代モノの舞台は全て舞鷹市です。固定すると楽ですね、ええ。

　異世界が舞台の場合はその都度設定を色々考えます。流石に架空の世界は固定化はしないかな。世界観が同じ物語なら同じ世界が舞台でもいいかもですけど。異世界の場合はイチから色々作り込むのも楽しいですからね。

　皆さんは物語の舞台はどのように設定していますか？　私みたいに地元が多いのかしら？　逆に地元は絶対嫌って人もいるかしら？　異世界モノしか書かないから常に架空の世界って人もいるでしょうね。

　地元のイメージは強いけど、とくにどの辺りかは設定していないって人もいるだろうあ。昔々、あるところにみたいな。そう言うのでもいいですよね。