転生系の話の新たなパターンを思いついたよ
以前に比べたらトーンダウンしている気もしないでもない転生系異世界ファンタジーですが、今でも十分人気ジャンルの位置にありますよね。
この手の話は既にかなり書き尽くされた感がありますが、私、新しいパターンの展開を思いつきました。この設定が面白いなと感じたら、皆さんどんどんパクってくださいね。私が読みたいので!
では早速その設定の話を始めましょう。それはですねえ、『前世の記憶を思い出してパワーアップ』と言う話なんです。大抵の転生系の話は生まれながらに前世の記憶を持ってますよね? この話ではまず前世の記憶はありません。前世なんて知らないよと言う体で物語が始まるんです。
そして何かのきっかけで前世の記憶を思い出して、前世で磨いていたスキルが使えるようになります。例えば前世が剣士だったら、剣技を思い出して使えるようになるとかですね。
前世の記憶を思い出す事で、前世からのトラウマなども蘇るかも知れなせん。その辺りは作者の腕の見せ所ですよね。過去に囚われてしまう……。思い出した事で受け継がれるのは負の遺産もあるかも知れません。前世で人殺しをしてしまった罪の意識だとか、前世で受けた呪いが蘇ったりとか……。
前世の記憶が蘇るのもいい事ばかりじゃあないと言うテーマがいいかなあ。
スピリチュアルのなどのリアル転生の話では、前世で恋人同士だった関係が今生では親子になったりだとか、敵同士が兄弟になったりする事もあるらしいです。そう言う要素を組み込んでもいいかも。となると、前世を思い出すのは主人公だけじゃない方が面白いですね。
前世を思い出す物語と言えば、過去には『ぼくの地球を守って』とか『セーラームーン』とかの名作が既にあります。その手の設定と異世界ファンタジーを組み合わせるような感じでしょうか。
転移しない異世界が舞台の転生の話と言えば、アニメ化もされた『英雄王、武を極めるため転生す ~そして、世界最強の見習い騎士♀~』が既にあります。この話と私が思いついた設定の違いは、最初は何も知らないと言うところですね。知らないから序盤の主人公は凡人です。それで差別化が出来るかなぁ。
主要キャラ全員前世を思い出していけば、さらに差別化は出来そう。そして、何かしらの使命を帯びていた事に気付いて的な……。異世界版セーラームーンかな?
でもまあ、こう言う話も既に誰かが書いていそう。そんな設定とっくに色んな人が書いているよってなっていたらごめんなさい。
じゃあ転生ネタでもうひとつ。これは舞台が異世界でもそうでなくてもいいんですけど、頑張るんだけど死んじゃうんですよ。で、転生して別の人生を歩む話。記憶は受け継がれなくてもいいけど、受け継いだ方がいいのかなぁ。逆に、読者だけが転生の事実を知ってるって言う展開もいいかも。
前世の記憶を引き継ぐ場合は、戻らないリゼロって感じかも。転生する度に舞台は変わって環境はリセットされるけど、前世の主人公が頑張ったのが過去の記録とか言い伝えで分かるとかね。どうかなあ。
この話の場合はどこで完結にするのかが問題になりそうですけど、何かしら大きな事を成し遂げたところで『この後も世界は平和に続きましたとさ』で強引に終わればいいかな。キリがないもんね。
と言う訳で、今回は転生系のネタ2つ思いついたよーと言う話でした。最近は『真夜中のフリートーク』以外にマトモな創作をしていませんけど、そろそろ動き出したいなとは思っています(汗)。適当にがんばんべえ。
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