日々徒然カクヨム日記

全く架空の世界の話ってあまり見なくなりましたね

　たまにユーチューブをさまよっていると昔のアニメがアップロードされていたりして、懐かしくなってつい見ちゃいますよね。そう言う作品を見ていた思ったんですよ。今の作品って日本が舞台の作品が多いなって。日本以外が舞台でも、地球のどこかの国ってはっきりしている場合が多いですよね。あ、異世界転生系の話は除いてですよ、当然。

　昔、そう、ＳＦ全盛期の頃なんて別の惑星が舞台になる事って普通だったじゃないですか。そう言う系統の話、最近で言えばバック・アロウくらいでしょうか。ラノベ系じゃないファンタジーな異世界モノも見なくなりましたよね。

　それが流行りだからと一言で切って捨てるのは簡単ですけど、逆にね、今そう言う話を書いてもいいんじゃなかなーと思うんですよね。温故知新ですよ。別の星が舞台にせよ、ＳＦである必要はないでしょう？　どこかよく分からない不思議な世界が物語の舞台でもいいじゃないですか。

　そう、例えるならムーミンみたいな。モデルになった場所はあっても、ムーミン谷自体は地球のどこでもないですよね。今、そう言う作品があまり見られないのにも理由があるなら、当時そう言う作品が多かったのにもきっと理由があるのでしょうね。

　考えてみれば、そのそもそも日本で一番人気の『ワンピース』も全く架空の世界の話でした。ワンピースが受けているんだから、全く架空の話だから受けないって事はないですよね。今後、ゲーム的な中世ヨーロッパ以外の架空の世界の話を書く人が増えるといいな。