読んで読んではウザいけど、その方が読まれるんだよね

 ある日ツイッターのTLを眺めていると、興味深いつぶやきが流れていました。その内容を簡単に言うと『読んで読んでアピールが目に入ると読む気をなくす』と言うものです。


 実は私もそうなんですよね。作品を読んでいて折角その世界観に浸っていたのにこれからも読んでください、応援してください、レビューしてくださいって催促されるともうダメ。一気に冷めちゃいます。現実世界に戻されますので。

 TLのつぶやきはなろう作品についてのつぶやきだったのですけどね。なろうってほら、あとがきが書けるでしょう。あとがきにそう言うクレクレメッセージが書かれていると萎えるってものだったのですよ。だからカクヨムでは大丈夫な話ではあります。


 ただまぁ、読んで読んでアピールってツイッターで何度もつぶやいたりとか、近況ノートだったりとか、個人ブログだったりとか、やってる人はガンガンやってますよね。

 実際、ウザいくらいに読んで読んでPRした方がそれをしないよりは読まれる傾向にあるようです。私はしつこいと気持ちが冷めるんですけど、何なんやろねアレ。


 ブログでもそうなんですよ。ブログランキングに参加していた頃、むっちゃ読んで読んでアピールをしているブログばかりがランキングを駆け上がっていました。流石に上位はしっかり内容もあったのですけどね。それでも文章中にバナーがあったりして私なんかは「は?」と思ったものです。


 そう言うランキングサイトの場合、面白かったら押してくださいねでは弱いんです。どうかモチベーションのためにも押してください! とか、押すのが義務のように持っていかせるテクニックを駆使している人がランクを上げていくんです。

 私は天の邪鬼なので、必死そうに見えるものほど押さなかったのですが(汗)。


 自作があまり評価を受けてないのも、面白くないのが一番の理由と思いますけど、そう言う必死さがないのもあるのではないかなと、そう思ったりもします。自己プロデュース力って、つまりは必死さですもんね。楽して読まれるはずもなし。

 ただ、度が過ぎると逆効果にもなるかなと。その度が過ぎる必死さで読む人も増えたりもするんですが。むぅーずかしぃーですねー。ふーじこちゅぁーん!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る