テーマを明確に決めると長編にはなりにくい……のかも

 作品にはテーマがありますよね。ま、ない場合もありますが、それはそれで(汗)。

 このテーマですが、明確に決めてそれを強調して書くと長編作品にはなり辛いのではないのではないのかなと、ある日ふと思ったのですよ。

 つまり、テーマ以外の事は極力書かない、無駄を省いた作品と言うのはどうしても長い物語として描けないのではないかなと言う事ですね。


 例えばですよ、テーマがかっきり決まっている100万文字作品てイメージ出来なくないっすか? 100万文字以上の作品って多分、メインのテーマ以外にも語るべきものがたくさんあるんですよ。

 そうじゃないと、そこまで物語を膨らませられないような気がします。


 勿論ひとつのテーマを無数のパターンで描くために長編になる、と言う事も有り得るとは思います。

 ただ、明確に伝えようと思ったなら、そんなに多くのパターンを用意する必要もない気がするんです。

 極論を言えば、ひとつの状況だけを印象的に描けば伝わるのではないでしょうか。


 長編を書けない人って、もしかしたらそう言う人なのかも? と、思って今回はこのテーマで書いてみました。シンプルが好きな人っているじゃないですか。私は逆に寄り道が好きなのですが(汗)。


 私は物語を妄想するのが好きなので、テーマとか特に考えないですね。ひたすらこう言う話はどうかな? こう言う話もいいかも? と、様々な状況の組み合わせを試す感じでストーリーを構築しています。

 明確なテーマがないからこそ、逆に落とし所が難しいのかも。


 ま、最後は強引にでも落ちを付ける予定ですけどねー(汗)。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る