10万文字って長編かな?

 小説業界(業界?)で10万文字は長編と呼ばれます。この10万文字と言う文字数は単行本一冊に相当する文字数なのだとか。なので書き手の皆さんの中には10万文字前後の作品ばかり書く人もいらっしゃいます。それはそれですごいテクニックですよね。プロットがしっかりしているのかな。


 で、この10万文字ですけど、10万文字前後の作品を読んで長い話だなと感じますか? 私はそんなに長いとは感じません。実際単行本一冊で完結する作品ってうまくまとまった作品だとは思いますけど、長い物語だったなとはあんまり感じないのではないかと思います。


 例えば漫画の場合、単行本一冊で終わったら短編です。10巻以上続いてやっと中編、長編と呼ばれるのは最低30巻以上でないでしょうか?

 小説と漫画は違いますが、だとしても1巻分のボリュームと言うのはラノベアニメ計算で3話か4話分くらいです。仮に4話分だとしてもとても長編とは思えません。10万文字と言うのは頑張っても映画一本分のボリュームでしょう。それを長編と言うのなら長編なのかも知れません。


 私の感覚で言えば文字数10万で完結したなら短い作品です。30万文字くらいで中編で、50万文字を超えてやっと長編のイメージなのです。私の感覚、変ですかねぇ? 感覚的に漫画とかアニメ換算での話ですから。


 ただ、ラノベでもヒットしたら続刊がたくさん出るでしょう。続刊がたくさん出て、それで長編だってイメージがありますよ私。実際、10万文字では壮大な物語を表現するのに文字数が足りませんものね。

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