日々徒然カクヨム日記

作者の年齢って作品に影響する？

　以前、私は少女のつもりで描写したキャラがおばさん臭いと言われました。当時かなりショックを受けましたが、そりゃ現役の女子と接点が何もないのですから、自分の年齢に近い女子の感覚しか知らないのも当然だと言えます。ぼっちだし。

　きっと現役の女子と接する職業――教師とか塾講師とか女子高生に人気のバイトの関係者とかなら生き生きとした女子描写が出来るのではないかと思います。後はその年齢の娘さんを持つとか。御近所や親族にそう言う年齢の女子がいるとかもあるかな、それで交流があれば、ですが。

　あ、でもネットの自称女子高生は微妙かも。おっさんが擬態している可能性もあるし（汗）。

　それで思ったんですよ。作者の年齢って作品に影響するのかなあと。つまり、若い人向けの作品は若い内に書かなくちゃ駄目なのかなと。中年になったら中年向けの話――それがどう言うのを指すのかはよく分からないですけど――を書くしかないのかと。お仕事小説とかかな？　恋愛でも初々しいのじゃなくてドロドロなやつとか。

　年齢的にそっちの方が向いているのだとしても、私は少年少女が主人公の作品を書きたいのです。たとえ作風的にキャラ描写が違和感バリバリになったとしてもです。

　中身が中年なのが動かし難いのなら、見た目は少年少女、中身は中年の謎現象が起こったって事にしちゃえば設定上は解決ですよね！　きっと悪の組織に謎の薬とかを飲まされたりとかしたんですよ！　

　某漫画では高校生が小学生になってしまって頭脳は大人って宣言してますけど、高校生の時点でもまだ大人とは言い難いよなあとおっさんになってからは思ったりもします。……えぇと、何の話でしたっけ？

　作者がいい年になっても少年少女が主人公の話を書いているプロの方は沢山おられます。それを考えたら作者の頑張り次第なんでしょうね。

　しっかり取材をすれば、きっと今の若者の描写だって違和感を感じさせないくらいの描写が出来るんですよ多分。マジ卍（使いどころの分からない言葉）。