自分の感性を信じよう

 物語を発表して反応がもらえる、有り難い話ですね。ただ、その反応にも純粋な応援もあればディスりアンチコメントもある訳です。応援コメントは有り難いですし、アンチコメントを貰うと凹みますよね。


 アンチにも二種類あって、自分の感情をただぶつけたい人と、作品の為を思って敢えてきつい言葉を使う人がいます。いるんだと思います。私も自分が酷いなと思った作品は心の中ではアンチコメントみたいな事を思う事がありますからね。思うだけですけど。


 中にはただ相手を傷つけるだけのいじめのようなアンチコメントもあります。本人がストレスを発散したいだけの。こう言うコメントを貰うと心が傷つきますよね。言葉に愛がないですから。私だってそう言うのを貰ったら傷付きます。人間だもの。


 ただ、どんな事を言われても、どうか自分の感性を信じて欲しいと思います。意見って言うのは人の数だけあるんです。言いたい事が伝わらないばかりか、間違って伝わる事もあります。誰もが理解してくれる訳じゃないんです。

 分からない人に分かって貰おうとするのは至難の業です。なので話が通じない人に無理に理解してもらわなくていいと思います。そう言う人とは距離を取りましょう。無視でいいんです。縁がなかったと言う事で。


 人の意見を受け入れ過ぎると物語は破綻します。船頭多くして船山に登ると言うアレですね。意見は意見として参考にしておいてそれで終わりでいいんです。悪く言われすぎてダメージを負いすぎないようにして欲しいと思います。

 世の中捨てる神あれば拾う神ありで、発表すれば気に入ってくれる人が必ずと言っていいほど現れます。そんな応援してくれる人を大事にした方がいいです。


 人間は応援の言葉より攻撃の言葉の方が心に残り精神を傷つけていくものです。1000人が支援していてもひとりのアンチの言葉に心奪われるものです。それは仕方のない事なのかも知れません。

 ただ、アンチの意見もまた気軽な一言でしかなく、重大に受け止める必要なんてこれっぽっちもないんです。軽い一言がその人の筆を折らせても、発言した人はそもそもそこまでの気持ちもないので責任を取るはずもありません。だから気にせず忘れていいんです。忘れましょう。


 人の意見を聞くのは大事です。ただし、聞く意見を全て鵜呑みにしようとせず、愛のある自分の事を思ってくれる意見を選んで取り入れましょう。それはきっと感性で感じ取れるものだと思います。

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