自分の得意分野を作品に活かそう
さて、みなさんは小説を読む時、何を楽しみに読んでいますか? 血湧き肉躍る冒険? それとも切なくて身を焦がすようなラブロマンス? 完全犯罪を解き明かす名探偵? 身の毛もよだつホラーな体験? チーレム? ハートフルなファンタジー?
物語を求める人の求める動機は様々だと思いますが、続きを読もうと思わせる要因のひとつに、その物語でしか読めないものがある気がします。普通に考えれば、それはその物語独自の展開とかキャラの魅力だと思うのですが、もうひとつ、読者を引きつける要因があります。それが専門的な知識、普通の人は知らない情報です。お仕事小説とか、まさにそこが大事な軸になりますよね。
人は好奇心を満たしたい生き物です。何か気になる情報があれば知りたくなるものですよね。作品にスパイス程度でもそう言う情報をふりかけておくと、読者はそれにつられてずっと追いかけてくれるものだと思います。少なくとも私はそうですね。
そう、読者の知らない情報は武器になるんです。それはどんな情報だって構いません。自分が今ハマっているもの、饒舌に語れるものを物語に組み込んでいくと、好きな人は食いついてくれるはずです。
例えば、鉄ちゃんなら鉄道関係の雑学を、ドルヲタならアイドル知識を、アニヲタならアニメ知識、ゲーヲタならゲーム知識、写真に凝ってるなら写真の雑学、別に趣味でなくても仕事をしているなら自分の仕事の裏話とか、語れるものがないなら自分の地元の情報でもいいんです。舞台を地元にすれば地元民しか知らない情報を活かせますよね。
勿論それを出せば必ず読まれると言うものではありません。
ですが、上手く活用する事できっと作品のファンは増える事と思います。もし作品を書くにあたって、何かもうひと工夫したいなと思う人がいたら是非検討してみて欲しいと思います。
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